今宵楽しむのは、ヴェロニカ・カンヘミとウナ・ステッラ・アンサンブルの「Italia 1600 Argentina 1900」(naïve OP 30466)です。アルバムの録音は2008年。プログラムは表題にあるように、1600年ごろのイタリアと1900年ごろのアルゼンチンの作曲家の曲を同列に配したもの。1600年ごろも1900年ごろも演奏はピリオド楽器によっており、先月末にきいていた「バッハ × ピアソラ」と同趣向のアルバムです。これからきくのは、気のむくままに数曲。クラウディオ・モンテヴェルディ、ジューリオ・カッチーニといった16000年ごろの作曲家を中心に楽しみます。それからエイトル・ヴィラ・ロボスの「ブラジル風バッハ 第5番」も。