ナイジェル・ノースの「J.S. Bach: Complete Lute Works and Other Transcription」から、今日きくのはト短調のフーガです。この曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番(BWV1001)のフーガが原曲で、バッハと同時代のオルガン奏者、リュート奏者のヨーハン・クリスティアン・ヴァイラウフによるタブラチュア譜で伝承されています。したがって、リュート編曲もヴァイラウフとみられています。アルバムの録音は2022年。使用楽器は、ラース・ヨンソン製作のリュートで、ハンス・ブルクホルツァー(1597年)とトマス・エドリンガー(1719年ごろ)にもとづいています。
CD : DXL1194(Deux-Elles)