顕現節後第3日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「すべてはただ神の御心のままに」(BWV72)です。このカンタータの初演は1726年1月27日。峻厳な合唱曲にはじまり、レチタティーヴォとアリオーソ(アルト)、アリア(アルト)、レチタティーヴォ(バス)、アリア(ソプラノ)、コラールと続く、全6曲からなっています。ヴェルナーの録音(ERATO 2564 61401-2)は1972年で、管弦楽と合唱はいつものように、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団。独唱者は、マリア・フリーゼンハウゼン(ソプラノ)、バーバラ・シェーラー(アルト)、ブルース・アーベル(バス)です。