復活節第1日にきくのは、フランス・ブリュッヘンたちによる「復活節オラトリオ」(BWV249)です。初演は1725年4月1日ですが、全11曲中6曲が、同年2月23日に初演されたザクセン・ヴァイセンフェルス公クリスティアンの誕生日用カンタータから転用されています(その後も改作)。ブリュッヘンたちの録音は2011年(ライブ)で、管弦楽と合唱は18世紀オーケストラ(ヴィオラの森田芳子が参加)とカペラ・アムステルダムです。オラトリオには、ヤコブの母マリア、マグダラのマリア、ペトロ、ヨハネが登場(福音史家は登場しません)。この4人の役を歌うのはそれぞれ、イルセ・エーレンス、マイケル・チャンス、マルクス・シェーファー、デイヴィッド・ウィルソン・ジョンソンです。
CD : GCD 921115(Glossa Platinum)