毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週のバッハは、鈴木雅明によるパルティータをきいてきました。音源の収録順は一部番号順とことなっていますが(おそらく収録時間のつごう)、第1番から番号順にきいており、今日きくのは最後の第6番(BWV830)です。このホ短調のパルティ-タは、雄大なトッカータにはじまり、アルマンド、クーラント、エール、サラバンド、テンポ・ディ・ガヴォッタ、ジーグと、舞曲が続く構成です。録音は2001年。チェンバロは、リュッカースによるウィレム・クレースベルヘン製(1982年)です。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今朝は冷え込んだものの、上空にはすがすがしい青天がひろがり、とてもよい天気。日中は気温も上がり、このまま春本番へとなだれこんでいきそうです。さて、鈴木雅明のチェンバロできいているパルティータ、これからきくのは、軽妙な味のある第5番(BWV829)です。構成は、前奏曲(プレアンブルム)、アルマンド、コッレンテ、サラバンド、テンポ・ディ・ミヌエッタ、パスピエ、ジーグで、このような天気の日にきくにはぴったりです。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今週のバッハは、鈴木雅明によるパルティータをきいています。師であるトン・コープマンの演奏と同じく、豊かな装飾に彩られた演奏で、絢爛としたパルティータとなっています。そのうえ、細部もじつにていねい。アーティキュレーションにも繊細な神経がかよっていて、じつに楽しめます。今朝きくのは、その第4番(BWV828)。構成は、序曲(ウヴェルチュール)、アルマンド、クーラント、アリア、サラバンド、メヌエット、ジーグです。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今日の天気は予報どおりだと、ほんの1時間まえまではそう思っていました。空は灰色の雲におおわれ、昨日のあのすがすがしさはどこに、という天気だったのですが、いまは昨日ほどではないにしろ、なかなかの好天です。午後からは雨のようなのですが、どうなのでしょう。ただし、気温は予報どおり高く、日中は20度と春本番の陽気です。

さて、鈴木雅明によるパルティータ、今日きくのはその第3番(BWV827)です。このイ短調のパルティータの構成は、ファンタジア、アルマンド、コッレンテ、サラバンド、ブルレスカ(初稿ではメヌエット)、スケルツォ、ジーグという7曲。コッレンテ(corrente)とイタリア語表記されたクーラント(courante)は、第1番と同じくイタリア様式です。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今朝は、上空、すがすがしい青天がひろがっています。青の色あいもやわらかく、春を感じさせてくれる青天です。そんな朝にきくのは、鈴木雅明によるパルティータ。CDの収録順ではなく番号順にきているので、これからきくのはその第2番(BWV826)です。構成は、シンフォニア、アルマンド、クーラント、サラバンド、ロンドー、カプリッチョ。このパルテータ、今朝の天気にはあわないかもしれませんが、シンフォニア劈頭の和音のひきかたは、ちょっとした目覚ましになります。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今朝は前日差-9度の2度という冷え込みでした。日中の最高気温も前日差-7度の10度と低めの予報です。しかし、天気がよいためなのか、さほど寒くはなくて、やはり春まじかだと思わせる気候になっています。そのかわり花粉もけっこう飛んでいるようで、花粉症のかたはつらい季節のはじまりですね。

さて、今週のバッハは、鈴木雅明によるパルティータを番号順にきいていく予定です(CDの収録順は、第1番、第3番、第4番、第2番、第5番、第6番です)。使用楽器は、リュッカースによるウィレム・クレースベルヘン製(1982年)のチェンバロで、録音は2001年(神戸松蔭女子学院大学礼拝堂)。

今日きくのは、第1番の変ロ長調のパルティータ(BWV825)。構成はプレルーディウム、アルマンド、コッレンテ、サラバンド、メヌエット、ジーガ。コッレンテとジーガはイタリア語表記(フランス語表記だと「クーラント」と「ジーグ」)で、じっさい音楽もイタリア様式といえるもの。ほかの舞曲はフランス語表記です。

CD : BIS-CD-1313/1314(BIS Records)

BIS-CD-1313/1314

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今日の日曜日は復活節前第3日曜日(四旬節第4日曜日)ですが、この日のためのバッハのカンタータは伝承されておらず、ひさしぶりにヘルムート・ヴァルヒャのオルガンをきくことにしました。このブログでは、ヴァルヒャ2度目のステレオ録音を集成した「BACH The Organ Works」を、ときに前後しながら、おおむね収録順にきいています。今日きくのは、とちゅうになっていた「オルガン小曲集」からで、「アダムの堕落によりて ことごとく腐れたり」(BWV637)です。

CD : 463 712-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 712-2

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昨日は、夕方をのぞき白っぽい一日でした。黄砂なのか、花粉なのか、室内にいると雨でも降っているのかと思うくらいの暗さ。外出中は、マスクをしているかたをずいぶん多くみかけました。今朝はきれいな青空ですが、日中はどうなるかわからないので、外出にはマスクが必携でしょう。

さて、今週のバッハは、カイ・ヨハンセンによるオルガン作品をきいてきました(「Masterpieces From The Weimar Period」)。最後となる今日きくのは、ニ長調のプレリュードとフーガ(BWV532)。これは「おそらくヴァイマル時代初期の作品で、若きバッハの代表作のひとつ」(『バッハ事典』)です。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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今週のバッハは、カイ・ヨハンセンの「Masterpieces From The Weimar Period」(1998年録音)から、収録されたオルガン作品を順にきいています。今日きくのは、コラール・パルティータ、「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」(BWV768)。これはバッハの初期の作品で、改訂をかさね、ヴァイマール時代にいまある11変奏のかたちになりました。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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このところ好天続きで、朝の冷え込みもゆるんできました。日中も気温こそまだまだですが、ずいぶん春らしくなってきています。さて、今週きいているのは、カイ・ヨハンセンの「Masterpieces From The Weimar Period」(1998年録音)。これからきくのは、ヘ短調のプレリュードとフーガ(BWV534)で、ヴァイマールでの「『イタリア体験』後の新境地を示す作品のひとつ」(『バッハ事典』)です。グラウホフ(ドイツ)の聖ゲオルク修道院教会の歴史的楽器(クリストフ・トロイトマン製作)は、この堂々たるオルガン作品を演奏するにふさわしい楽器といえるでしょう。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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今週のバッハは、カイ・ヨハンセンの「Masterpieces From The Weimar Period」(1998年録音)から、収録されたオルガン作品を順にきいています。これからきくのは、「簡潔なスタイルによる4声楽曲」(『バッハ事典』)のオルガン・コラール、「いと尊きイエスよ、われらここに集いて」(BWV706)です。なお、「オルガン小曲集」の同名コラールは、聖霊降臨節用とされています。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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昨日からききはじめた、カイ・ヨハンセンの「Masterpieces From The Weimar Period」(1998年録音)。タイトルどおりバッハのヴァイマール時代の傑作(オルガン作品)を集めたもので、今日きくのはオルガン・コラール「心よりわれこがれ望む」です。「マタイ」や「クリスマス・オラトリオ」でもちいられた、有名な定旋律(ハンス・レーオ・ハスラー「わが心は千々に乱れ」による)は、ソプラノにあらわれます。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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今朝はとてもよい天気。昨日までににくらべると、冷え込みはしたものの、上空には雲ひとつない青空がひろがっています。そんな空を仰ぎみていると、気分もすがすがしくなりますね。さて、今週のバッハは、カイ・ヨハンセンの「Masterpieces From The Weimar Period」(1998年録音)から、オルガン作品を収録順にきいていくことにしています。しかし、こんな朝には、オルガンではなく、フルートがあいそうなのですが、それはいずれまたということにします。

これからきくのは、ト短調のファンタジーとフーガ(BWV542)。この作品は、今年の1月にもエドガー・パワー・ビッグス演奏できいていますが、そのときのオルガンはフレントロップ社製でした。ヨハンセンの演奏しているのは、グラウホフ(ドイツ)の聖ゲオルク修道院教会の歴史的楽器で、クリストフ・トロイトマン製作のオルガン(1734~1737年)です。ヨハンセンは、1961年生まれのドイツの鍵盤楽器奏者で、古楽とのかかわりはあまり深くなさそうです。

CD : CD92.093(Hänssler CLASSIC)

CD92.093

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これからきくのは、ひさしぶりのカンタータで、ガーディナーたちによる「罪に手むかうべし」(BWV54)です。このカンタータは、復活節前第4日曜日(四旬節第3日曜日)のためのカンタータで、四旬節中のバッハのカンタータというと、伝承されているのは、このBWV54と、棕櫚の日曜日のためのBWV182のみ。「罪に手むかうべし」は、カウンターテナー歌手たちのレパートリーとして、かなりの数の録音がありますが、ガーディナーと共演しているのは、ナタリー・シュトゥッツマン。シュトゥッツマンは低い音域もしっかりしているので、このカンタータを歌うにも問題はありませんが、ガーディナーたちの演奏は、ちょっと音楽美に傾斜しすぎているようにも感じます。

CD : SDG 118(SDG)

SDG 118

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今週のバッハは、シギスヴァルト・クイケンによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(新録)をきいてきました。今日きくのはパルティータの第3番で、これでクイケンの無伴奏ともお別れです。クイケンの演奏は、新旧くらべると、新録のほうがテンポがややゆっくりな傾向なのですが、このBWV1006のみ、新録のほうがはやくなっています(通して14秒なのでたいしたちがいではありませんが)。空間そのものを切りとったような録音は、響きを豊かにとりいれたもので、このパルティータにはふさわしく感じます。

CD : BVCD-34010~11(BMGインターナショナル)

BVCD-34010~11

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