毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今年も数日まえからセミが鳴き声がきこえてくるようになりました。おもに早朝なのですが、今年は発生数がすくないのか、うるさい感じがまったくなく、まるでいまきいているカルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバ(長いのでQIVGと略します)の演奏のようです。さて、そのQIVGの「Preludi ai Corali」、これからきくのは「甘き喜びに包まれ」(「オルガン小曲集」)です。昨日の「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(WV599)と同じく、このBWV608も時節はずれですが、しかたありません。

CD : 910 053-2(Winter & Winter)

910 053-2

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昨日からききはじめた、カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバによる「Preludi ai Corali」。コラール前奏曲をヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏できかせるというCDで、今日きくのは「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」です。このBWV599、いまごろきくにはちょっと時節はずれですが、またいずれ、といっているときく機会をのがすかもしれないので、そのあたりは無視して楽しむことにします。

CD : 910 053-2(Winter & Winter)

910 053-2

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これからしばらくは、カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバによる「Preludi ai Corali」から、その収録曲を順番にきいていく予定です。このCDはタイトルどおりコラール前奏曲集で、それをヴィオラ・ダ・ガンバの四重奏できかせるという趣向。コラール前奏曲のほかに4声コラールも演奏されますが、こちらはテルツ少年合唱団員(4人)が演奏にくわわります。カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバは、ヴィットリオ・ギエルミ(バス)を中心にしたガンバ四重奏団で、パオロ・ビオルディ(ソプラノ)、ロドニー・プラダ(テノール)、クリスティアーノ・コンタンディン(バス)という編成。今日きくのは「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」(BWV731)です。

CD : 910 053-2(Winter & Winter)

910 053-2

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日曜日にきくのは、トン・コープマンたちによる「彼らみな汝を待ち望む」(三位一体節後第7日曜日用)。このBWV187は1726年8月4日に初演されたカンタータで、2部全7曲で構成されています。第1部は合唱(いかにもバッハらしい力強い合唱フーガ)にみちびかれ、これにレチタティーヴォ(バス)とアリア(アルト)が続きます。第2部はアリア(バス)、アリア(ソプラノ)、レチタティーヴォ(ソプラノ)、コラールという構成です。

CD : CC 72218(Challenge Classics)

CC 72218

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2週にわたってきいてきたジェド・ウェンツたちの「Bach Complete Sonatas for Flute」。それもこれからきくBWV1039で最後となります。このトリオ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番(BWV1027)と同じ音楽。「2本のフルートのため」なので、フルートはウェンツのほかに、マリオン・モーネンがくわわります。

ウェンツとモーネンのフルートは、製作年が2年ちがうだけで、ともにゲルハルト・コワルフスキー製作(カルロ・パランカによる)の楽器。クリスティアーネ・ヴァイツのチェンバロはウィレム・クレースベルヘン製作(アンドレアス・リュッカースによる)、フェーベ・カライのチェロは1700年ころ製作の作者不明のオリジナルです。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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ジェド・ウェンツ(フルート)たちが1991年に録音した「Bach Complete Sonatas for Flute」。先週からこの2枚組のCDを収録順に楽しんでいます。今日きくのはト短調のフルート・ソナタ(共演のチェンバロはクリスティアーネ・ヴァイツ)で、このBWV1020はバッハの次男カール・フィーリップ・エマーヌエルが作曲したとみられています。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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先週から週をまたいできいている、ジェド・ウェンツたちの「Bach Complete Sonatas for Flute」(Vanguard Classics 99025)。これからきくのはニ長調のパルティータなのですが、バッハの無伴奏フルートのためのパルティータはイ短調だけのはず。どういうことかというと、このニ長調のパルティータは、BWV29のシンフォニアとBWV1006をもとに、プレリュード、ロンド風ガヴォット、ブーレーという3楽章の組曲に編曲されたものなのです(編曲はウィレム・クレースベルヘン)。こうした編曲ものだと、原曲へのなれもあってか、ちょっと違和感を感じさせることがあるのですが、このパルティータではそれはほとんどありません。ウェンツのあざやかな技巧もあって、オリジナルの作品のように響きます。

99025

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暑いさなかの昼下がりにきくのは、いつものように、ジェド・ウェンツたちの「Bach Complete Sonatas for Flute」です。これからきくのはホ長調のフルート・ソナタ(BWV1035)。フリードリヒ大王の侍従、ミヒャエル・ガブリエル・フレーデルスドルフのために作曲されたらしく、軽妙洒脱な味わいがあります。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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昨日、今日と、京都市内は猛暑日が続きました。こうも暑いと、音楽は早朝か深夜にきくかなのですが、昨日にくらべると、今夕は風に涼しさを感じるので、いまからでも、ジェド・ウェンツたちの「Bach Complete Sonatas for Flute」を楽しむことにします。きくのはBWV1030で、このロ短調のソナタは、バッハの、というより音楽史上の、といったほうがよい、フルート・ソナタの最高傑作です。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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先週からきいているジェド・ウェンツの「Bach Complete Sonatas for Flute」。今週もひき続きこの録音から収録順にきいていく予定で、今日これから楽しむのはイ長調のフルート・ソナタ。このBWV1032は、その「自筆譜が作成されたのは1736/1737年だが、曲はその時点での書き下ろしではなく、旧作(トリオ・ソナタ?)の編曲とみられる」(『バッハ事典』)とのことです。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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日中の熱もすこし冷めてきた夕べ。とはいえ、京都市内、今夜は熱帯夜の予想で、熱気がはらわれることはなさそう。そこで、せめて七夕にふさわしい音楽でもきき、涼をとることにしたいと思います。きくのは、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ(TBO)の「The Galileo Project(ガリレオ・プロジェクト)」(TMK1001DVDCD)から。このCD(DVD)は「Music of the Spheres(天球の音楽)」と副題されているように、おおげさにいえば、天上と地上の、森羅万象をテーマにした録音で、なかなかおもしろいプログラムになっています。これからきくのは、ガリレオ・ガリレイの弟、ミケランジェロ・ガリレイのリュートのためのトッカータ。ほかにも数曲、気のむくままにきいていくことにします。なお、今年(2013年)の11月には、同じプログラムで、TBOの日本公演が予定されているようです(「ガリレオ・プロジェクト~天空の音楽~」)。

TMK1001DVDCD

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「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」は、三位一体節後第6日曜日のためのカンタータ(1726年7月28日初演)。このBWV170にはいわゆる合唱曲はなく、アルト独唱のアリアとレチタティーヴォのみで構成。そういう構成もあって、このカンタータはカンターテナー歌手やアルト歌手の絶好のレパートリーとなっており、手持ちもかなりの数になっているはず。これからきくのはトン・コープマンたちによる録音で、独唱はボグナ・バルトシュです。なお、第5曲のオブリガート楽器のオルガンは、晩年の再演ではフルートに替えられましたが、ここではコープマンのオルガンによっています。

CD : CC 72216(Challenge Classics)

CC 72216

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今週は、ジェド・ウェンツが1991年に録音した「Bach Complete Sonatas for Flute」から、その収録順に、BWV1033、BWV1034、BWV1038、BWV1013と楽しんできました。今日これからきくのはBWV1031で、このフルート・ソナタは第2楽章のシチリアーノでよくしられています。ただし、「別人の作品(または弟子との合作)」(『バッハ事典』)との説もあります。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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今週は(そして来週も)、ジェド・ウェンツの「Bach Complete Sonatas for Flute」から楽しんでいます。これからきく無伴奏フルートのためのパルティータ(BWV1013)は、むしむしと暑い、そんな午後の涼にふさわしい作品。しかもウェンツの演奏は、かなりの快速なテンポで、眠気も、暑気もはらってくれます。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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梅雨だというのにらしくない天気が続いていましたが、昨日からようやく梅雨らしい天気に。西日本では短時間ながら豪雨のところもあったようで、京都市内でもそれほどではありませんでしたが、夕方には強い雨が降りました。降らないのも困りますが、降りすぎでも困りもの。ほどほどでお願いしたいものです。

さて、今週からききはじめたジェド・ウェンツの「Bach Complete Sonatas for Flute」、今日きくのはト長調のトリオ・ソナタ(BWV1034)です。昨日までの面々、ウェンツ(フルート)、クリスティアーネ・ヴァイツ(チェンバロ)、フェーベ・カライ(チェロ)に、マンフレート・クレーマー(ヴァイオリン)がくわわっての演奏です。

CD : 99025(Vanguard Classics)

99025

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