2週にわたってきいてきたジェド・ウェンツたちの「Bach Complete Sonatas for Flute」。それもこれからきくBWV1039で最後となります。このトリオ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番(BWV1027)と同じ音楽。「2本のフルートのため」なので、フルートはウェンツのほかに、マリオン・モーネンがくわわります。
ウェンツとモーネンのフルートは、製作年が2年ちがうだけで、ともにゲルハルト・コワルフスキー製作(カルロ・パランカによる)の楽器。クリスティアーネ・ヴァイツのチェンバロはウィレム・クレースベルヘン製作(アンドレアス・リュッカースによる)、フェーベ・カライのチェロは1700年ころ製作の作者不明のオリジナルです。
CD : 99025(Vanguard Classics)