毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




デイヴィッド・グードの「J.S.Bach 1714 Silbermann Organ on Freiberg Cathedral」から、収録順にきいてきたバッハのオルガン作品(自由曲とコラール)。こういう作品集につきものの、有名なニ短調のトッカータ(BWV565)は収録されておらず、3楽章からなるハ長調のトッカータ(BWV564)にはじまる構成もおもしろく、なかなか楽しめました。演奏は伝統的な教会オルガン奏者とちがった個性があり、これからきくパッサカリア(BWV582)では、フーガのおわりまぎわの和音のフェルマータで、華麗な即興をきかせてくれます。なお、使用オルガンは、フライベルク大聖堂のジルバーマン・オルガン(1714年建造)です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

SIGCD261

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これからきくのは、デイヴィッド・グードによる「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(「J.S.Bach 1714 Silbermann Organ on Freiberg Cathedral」)です。このBWV622は、「オルガン小曲集」におさめられた受難節のためのコラール。今年の聖金曜日は4月18日なので、BWV622は一月後にとっておいたほうがよいのでしょうが、忘れてしまいそうなので、収録順どおりいまきいておくことにしました。

CD : SIGCD261(Signum Records)

SIGCD261

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今週のバッハは、デイヴィッド・グードの「J.S.Bach 1714 Silbermann Organ on Freiberg Cathedral」。このCDは2010年の録音で、自由曲とオルガン・コラールが収録されており、これからきくのはBWV541。明るい陽光がもどった朝にふさわしい、明朗な自由曲です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

SIGCD261

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予報されたほどの雨風ではありませんが、それでも午前中からしとしと雨が降り続いています。いまの時間でもずいぶん暗いのですが、音楽をきくにはなにも問題なし。これからきくのも昨日までと同じくデイヴィッド・グードのオルガンで、「クラヴィーア練習曲集 第3部」に収録された「天にましますわれらの父よ」(BWV682)です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

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今週のバッハは、デイヴィッド・グードの「J.S.Bach 1714 Silbermann Organ on Freiberg Cathedral」を収録順にきいています。グードは1971年生まれのイギリスの奏者。おなじイギリスの奏者で、このブログでその演奏を何度かきいているサインモン・プレストンとは、ずいぶん演奏の個性がちがいます。プレストンは1938年生まれなので、まず世代がちがうのですが、それだけでなく、教会オルガン奏者の伝統をふまえたプレストンと、そうでないグードとのちがいもあるか、と。グードはちょっとひきくずしているところがあり(とくに自由曲)、トン・コープマンにつながるものがあります(もちろん個性はだいぶちがいますが)。これからきくBWV544(ロ短調のプレリュードとフーガ)も自由曲なので、これもおもしろい演奏になっていそうです。

CD : SIGCD261(Signum Records)

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これからきくのは、デイヴィッド・グードのオルガン演奏で「装いせよ、おお、魂よ」です。このBWV654は「17のコラール」に収録された佳品。同曲集はバッハの自筆譜にひとまとまりで伝承されている、ライプツィヒ時代のオルガン・コラール集です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

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3月も中旬になろうというのに、日中、京都市街は雪が断続的に降り、ときおり吹雪くといってよいほど強く降っていました。明日は晴れるようなので、これからまた降っても雪が積もるということにはならないでしょうが、最低気温は0度との予報で、冷え込むことはまちがいなさそうです。この先の天気予報をみてみると、明後日ぐらいからは最高気温も上がってくるようで、春はすぐそこなのかもしれません。

さて、今週のバッハは、昨日カンタータのかわりにきいたデイヴィッド・グードのオルガンを、引き続き楽しむことにしました。音源は「J.S.Bach 1714 Silbermann Organ on Freiberg Cathedral」(2010年録音)というCDで、これを収録順にきいていきます。第1曲に収録された昨日のBWV564はとばして、今日きくのはBWV593。これはヴィヴァルディの作品3第8番を編曲したオルガン協奏曲です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

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ライプツィヒでは四旬節のカンタータ上演が原則として休止されていたこともあり、期間中のバッハのカンタータというと、ヴァイマールで初演された「罪に手むかうべし」(復活節前第4日曜日)が伝承されているのみです。したがって、復活前第6日曜日のためのカンタータはなく、かわりにオルガン作品を楽しむことにしました。これからきくのは、デイヴィッド・グードによる「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564」で、楽器はフライベルク大聖堂のジルバーマン・オルガン(1714年建造)です。

CD : SIGCD261(Signum Records)

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グスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンのオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。今週はこれを収録順(番号順ではなく)に楽しんでおり、最後にきくのはハ短調の第4番(BWV1017)となります。音源は1973年録音ということで、さすがに音響的には最良とはいいかねますが、それでも40年ほどまえの演奏とは思えない新鮮味があります。ただし、ヴィーラント・クイケンとのガンバ・ソナタでも感じたことですが、書にたとえればやや楷書っぽいところがあって、やはり時代を感じさせます。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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今週のバッハは、グスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンによるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。これを番号順ではなく収録順に楽しんでおり、これからきくのはイ長調の第2番です。このBWV1015は「明朗快活な、親しみやすいソナタ」(『バッハ事典』)ですが、冬型のいまの天気にはあまり似つかわしくありません。このソナタをきくころには、もうちょっと春めいているだろうと、期待をこめて予想していたのですが。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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雪の舞う朝にきくのは、今週ずっときいているオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第5番。このヴァイオリン・ソナタは、ラルゴ、アレグロ、アダージョ、ヴィヴァーチェという楽章構成ですが、ふつう長調に転ずるはずのアダージョもふくめ、すべての楽章が短調となっています(6曲中このBWV1018のみ)。演奏はこれまでどおり、グスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンです。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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今週のバッハは、グスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンによるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。これを収録順にきいており、今日はト長調の第6番(BWV1019)です。このソナタの第3楽章はなぜかチェンバロの独奏。レオンハルトの堅固で雄弁な独奏を楽しめます。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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陽光たっぷりの朝にきくのは、昨日に続きグスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンによるオブリガート・チェンバロとァイオリンのためのソナタ。二人の1973年録音の演奏を、CDの収録順(非番号順)にきいていくことにしており、今日これからきくのはホ長調の第3番(BWV1016)です。なお、クイケンのヴァイオリンは17世紀のマッジーニ派の楽器、レオンハルトのチェンバロは1962年のマルティン・スコヴロネック製(1745年のヨハン・ダニエル・ドゥルケン製による)の楽器です。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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今年の新年早々にきいた、グスタフ・レオンハルトとヴィーラント・クイケンによるオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。今週のバッハはそれの続編ということで、レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンのオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタを楽しみます。ドイツ・レコード賞を受賞した名盤も、1973年の録音なので、もう40年ほどまえのもの。しばらくきいていなかったので、新鮮にきくことができるでしょう。番号順ではなく収録順にきいていく予定ですが、収録第1曲は番号どおりのロ短調の第1番(BWV1014)です。

CD : GD77170(deutsche harmonia mundi)

GD77170

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復活節前第7日曜日のきくのは、トン・コープマンたちによる「汝まことの神にしてダヴィデの子よ」(全4曲)。このBWV23は、バッハのトーマス・カントル採用試験(1723年2月7日)で演奏されたカンタータで、クリストフ・ヴォルフによると、説教後に演奏されたということです(説教前はBWV22)。バルバラ・シュリックとエリザベト・フォン・マグヌスによる二重唱(第1曲)は、真摯な気分が横溢しており、コープマンたちのカンタータ録音中でも屈指の名演といえるでしょう。

CD : WPCS-4994/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4994/6

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