毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいているのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによるヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)。CD(La Dolce Volta LDV 36.7)には6曲のソナタが番号順に収録(ほかに2曲)されており、ここではソナタをその順番どおりきいてきています。これから楽しむのは第5番。ドートリクールはストラディヴァリウス(1713年製)、ポホヨネンはスタインウェイ(D-600557)を弾いての録音(2017年)です。

LDV 36.7

コメント ( 0 )




今年はじめてセミの声をききました。そろそろ梅雨明けなのか、週間天気は晴マークが主体になっています。今年は猛暑らしいのですが、どうなることでしょう。

さて、これからきくのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによるヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)第4番。

ドートリクールによると、録音にあたっては「自分がバッハの音楽に抱いている無条件の愛を信じること、悪趣味に陥らないこと、これまでに習得したモダン楽器のテクニックを最良の形で活かすことだけを、念頭に置いた」ということ。

「楽器の選択は二次的な問題」ですが、ここではモダン仕様のストラディヴァリウス(1713年製)とスタインウェイ(D-600557)で演奏しています。なお、引用は2017年録音のCD(La Dolce Volta LDV 36.7)の解説(日本語訳付)です。

LDV 36.7

コメント ( 0 )




今宵バッハをはなれて楽しむのは、ノルベルト・ローデンキルヒェンが2008年に録音した「Flour de Flours(花々の中の花)」(marc aurel edition MA20041)。このCDには、ギョーム・ド・マショー、アドム・ド・ラ・バッスィ(Adam de la Bassée)、作者不詳の「レー」と「ヴィルレー」が13曲収録されており、それらをローデンキルヒェンが中世の横笛で演奏しています。「レー」も「ヴィルレー」も中世の詩形で、それに音楽が付けられた音楽形式でも。収録曲には「Douce dame jolie(甘き淑女よ)」といった有名曲もあって、ローデンキルヒェンがとても美しく吹いています。あまりにうまいので、ときおりモダンのフルートにきこえそうになるところもあります。

MA20041

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによるヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)第3番です。演奏は、ピリオドはもちろん、モダンでも定番となっているヴァイオリンとチェンバロではなく、ヴァイオリンとピアノによるもの。この2017年録音のCD(La Dolce Volta LDV 36.7)では、モダン仕様のストラディヴァリウス(1713年製)とスタインウェイ(D-600557)が選択されています。ともに長調の昨日の第2番と今日の第3番は、モダンのアプローチとしてなかなか楽しめる演奏です。

LDV 36.7

コメント ( 0 )




昨日からききはじめた、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによる6曲のヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)。近年ではめずらしくなったヴァイオリンとピアノ(チェンバロではなく)でのアルバム(La Dolce Volta LDV 36.7)で、録音は2017年です。今日これから楽しむのはヴァイオリン・ソナタ第2番。ドートリクールのヴァイオリンはストラディヴァリウス(1713年製)、ポホヨネンのピアノはスタインウェイ(D-600557)です。

LDV 36.7

コメント ( 0 )




今週きいていくのは、ニコラ・ドートリクールとユホ・ポホヨネンによる6曲のヴァイオリン・ソナタ(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ)です。CD(La Dolce Volta LDV 36.7)の録音は2017年。収録曲はヴァイオリン・ソナタのほかに2曲がありますが、それらは省略し、ソナタのみ番号順(収録順)に楽しみます。ということで、これからきくのはヴァイオリン・ソナタ第1番。ヴァイオリン(ストラディヴァリウス)はフランスのドートリクール、ピアノ(スタインウェイ)はフィンランドのポホヨネンです。

LDV 36.7

コメント ( 0 )




三位一体節後第6日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による「われらに救いの来たれるは」です。このBWV9は、1732年7月20日に初演された、全7曲からなるコラール・カンタータ(パウル・シュペラトゥスの同名コラール全14節中の第1節=第1曲と第12節=第7曲)。カンタータ第2年巻(1724年6月11日~1725年5月27日)の空白(バッハがケーテン旅行中で不在)を補うために作曲されました。BCJの編成は、合唱がパート3人の12人、管弦楽は15人。合唱も歌う独唱者は、ハナ・ブラシコヴァ、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイで、録音は2012年です。

CD : BIS-1991(BIS Records)

BIS-1991

コメント ( 0 )




これから楽しむのは、ポリーナ・オセチンスカヤによる「チェンバロ協奏曲 第1番」。ソースはYoutubeのチャンネル「Maxim Novikov」で、2015年3月15日に収録された映像(公開日は2015年6月30日)です。この映像を視聴するとき、いつも気になるのは「譜めくり」。

譜めくりをしているのは、弟子らしきひとで、じつに真剣なまなざしで楽譜を凝視しています。気になるのはその弟子らしきひと、ではなく、譜面台の楽譜。一頁一頁が浮きかげんなため、パラパラともどってしまいそうなところ。じっさい、おわりのほうでは手で押さえておかないといけないほどです。

これが先日の「パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828 [16]」であれば、ほのぼの感もあったのですが、じっさいの公演ともなれば、緊迫感がまったくちがいます。演奏後に拍手をうけながら、オセチンスカヤがまずしたことは、楽譜をたたみ、ポイと横に放ること。楽屋にもどってどうなったのか、気になってしまいます。

しかし、演奏そのものはミスタッチや荒いところがありながらも、そのぶん推進力があって、おもしろく視聴することができます。共演は、アントン・ガッケル指揮のマリンスキー弦楽オーケストラです。

なお、オセチンスカヤの「チェンバロ協奏曲 第1番」には、ノヴォシビルスク国立フィルハーモニー室内管弦楽団と共演のYoutube映像(第1楽章のみ)もあり、こちらの「譜めくり」は安心してみることができます。

Youtube : J.S.Bach Concerto no.1 in D Minor BWV 1052 Polina Osetinskaya Anton Gakkel(Maxim Novikov)

J.S.Bach Concerto no.1 in D Minor BWV 1052 Polina Osetinskaya Anton Gakke

コメント ( 0 )




昨日に続き今日もきくのは、ケネス・ギルバートのチェンバロ。これから楽しむのは「クラヴィーア練習曲集 第2部」所収の「フランス様式による序曲(フランス風序曲)」(BWV831)で、ギルバートが弾くのは、17世紀ジャーマン・タイプ(グレープナー)にもとづく、ベルンハルト・フォン・トゥッヒャー製(1986年)の楽器です。ざんねんながら、録音(1988年)の品質については、いまとなってはさほどではありませんが、ギルバートの演奏はまだまだ楽しめます(とくに舞曲)。

CD : HMA 1901278(harmonia mundi)

HMA 1901278

コメント ( 0 )




先週後半から視聴してきた、ヴィム・ヴィンタースによる6曲のパルティータ。ソースはヴィンタースのYoutubeのチャンネル「AuthenticSound」で、6曲ともにヨリス・ポトフリーゲの2009年製のクラヴィコードで演奏したもので、これを録画、投稿したものです。これから楽しむのは第6番(BWV830)。これまでの演奏と同じく、音楽、楽器を慈しむような弾きぶりで、打鍵による多彩な音色も楽しむことができます。組曲によっては打弦の機構がよくわかる映像もあり、クラヴィコード入門にもふさわしいかも。なお、BWV830の公開日は2016年7月10日です。

Youtube : J.S.Bach :: Partita VI BWV 830 :: Wim Winters, clavichord(AuthenticSound)

J.S.Bach :: Partita VI BWV 830 :: Wim Winters, clavichord

コメント ( 0 )




今日と明日きくのは、ケネス・ギルバートのチェンバロで、「イタリア協奏曲」と「フランス風序曲」(「クラヴィーア練習曲集 第2部」)です。2曲が収録されたCD(1988年録音)には、4曲のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)も収録されていますが、こちらはまたの機会ということにします。これからきくのは、収録順どおり「イタリア協奏曲(イタリア趣味による協奏曲)」。使用楽器は、17世紀ジャーマン・タイプ(グレープナー)にもとづく、ベルンハルト・フォン・トゥッヒャー製(1986年)のチェンバロです。

CD : HMA 1901278(harmonia mundi)

HMA 1901278

コメント ( 2 )




これからきくのは、ヴィム・ヴィンタースのクラヴィコードで、パルティータの第5番(BWV829)。ソースはヴィンタースのYoutubeのチャンネル「AuthenticSound」で、公開日は2016年1月1日です。このBWV829は家庭的とでもいえる楽曲がつらなった組曲なので、クラヴィコードの親密さがとてもふさわしく感じられます。ヴィンタースの弾くのは、ヨリス・ポトフリーゲの2009年製のクラヴィコードです。

Youtube : J.S.Bach :: Partita n°5, BWV 829:: Wim Winters, Clavichord(AuthenticSound)

J.S.Bach :: Partita n°5, BWV 829:: Wim Winters, Clavichord

コメント ( 0 )




先週後半からききはじめた、ヴィム・ヴィンタースによる6曲のパルティータ。昨日はカンタータで休みましたが、今日からのこり3曲を楽しんでいきます。これからきくのはパルティータ第4番(BWV828)。ソースはこれまでと同じく、Youtubeのチャンネル「AuthenticSound」で、公開日は2016年3月20日です。映像には娘さんなのか、少女が譜めくりとして登場(序曲のみ)します。ヴィンタースが大きく足をひろげていたり、譜面台が鍵盤にとても近く、譜めくりもたいへんそう。なお、楽器はこれまでと同じく、ヨリス・ポトフリーゲの2009年製のクラヴィコードです。

Youtube : J.S.Bach :: Partita n°4, BWV 828 :: Wim Winters, Clavichord(AuthenticSound)

J.S.Bach :: Partita n°4, BWV 828 :: Wim Winters, Clavichord

コメント ( 0 )




今日は三位一体節後第5日曜日にあたるのですが、これからきくのは2日まえの、マリアのエリザベト訪問の祝日(7月2日)のためのカンタータ。同祝日のための「わがこころは主をあがめ」(BWV10)は、ドイツ訳のマニフィカトによる、全7曲からなるコラール・カンタータ。初演は1724年です。演奏は、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンで、独唱者(合唱も歌う)は、野々下由香里(ソプラノ)、マシュー・ホワイト(カウンターテナー)、櫻田亮(テノール)、ペーター・コーイ(バス)。録音は2002年です。

CD : BIS-CD-1331(BIS Records)

BIS-CD-1331

コメント ( 0 )




これからきくのは、ヴィム・ヴィンタースのクラヴィコードで、パルティータの第3番(BWV827)です。ヴィンタースは、1972年生まれのベルギーの鍵盤楽器奏者。Youtubeのチャンネル「AuthenticSound」には、2021年7月3日現在、156の録画が投稿されており、バッハだけでなく、モーツァルト、ベートーヴェンやドメニコ・スカルラッティなど多彩で、多くはクラヴィコードを弾いてのものです。BWV827を弾いているのは、もちろんクラヴィコード。ヨリス・ポトフリーゲの2009年製の楽器で、公開日は20151年1月1日です。

Youtube : J.S.Bach :: Partita n°3, BWV 827 :: Wim Winters, Clavichord(AuthenticSound)

J.S.Bach :: Partita n°3, BWV 827 :: Wim Winters, Clavichord

コメント ( 0 )



« 前ページ 次ページ »