奄美 海風blog

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港栄える名瀬の街はまだまだ暑い。

2004年09月01日 | 海の風景
040901-nazeko台風が過ぎ、再びやってきた夏は、幾分秋らしく・・・などと「意味、写ラン」ことをいっていると、炎天下で元気よく働く荷役作業のニイサンに、「ワラワレ」そうです。甲子園もオリンピックも終わり、旧盆が過ぎ、二学期が始まっても奄美はまだまだ暑いのです。
きのうから、台風を避けて避難していた、沖縄、鹿児島、東京方面からの船が名瀬新港にぞくぞく入港した。いつもの定期船も、入り、港にはコンテナがあふれている。荷役作業場には、活気があふれている。戦場のようだ。走りまわるフォークリフトのエンジン音、トラックのバックする警告ブザー、誘導員の笛の音はオコッテいるようだ、コンテナを積み上げる音がゴトン、ゴトン。荷受の業者の車もその横を走る。怒号はは聞こえない。桟橋は幾分揺れる。桟橋の下では波消しグロックが波を砕く音も聞こえる。
船からは実にさまざまな物が下ろされる。
この船は、鹿児島からのいわゆる裏航路の「フェリーあまみ」。喜界島経由でこの後、古仁屋(こにや)に向かう。徳之島の平土野(へとの)、沖永良部島の知名(ちな)に止まり、沖縄へは行かない。
海運会社の事務所で荷物を受け取るための、倉出指図書をもらいに行っている間に出港してしまっていた。荷役作業場の詰め所には「船を待たすな、船を待て」の標語があった。