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貴乃花親方が、力士スカウトのため奄美大島を訪問

2010年12月03日 | 大相撲

大相撲の元横綱の貴乃花親方(38)が、力士スカウトのため奄美大島を訪問した。一日から2日間の滞在だった。

貴乃花親方は、日本相撲協会の審判部長として、先場所九州場所では、横綱白鵬の連勝フィーバーの中、取組を編成する審判部の中で正論を通したため周囲の”反乱”にあうなど、心労も多かった。

そんな心労も今回の奄美訪問で大好きという奄美の黒糖焼酎のおいしさに、癒されたことと思う。

新聞によると、親方はゆったりとした島の生活が自分にあっていると話し、「奄美をゆかりの地としたい」と気にいったようだ。

親方の奄美訪問は1999年の巡業(奄美大島北部笠利町)以来11年ぶり。その時に受けた奄美の自然のインパクトが忘れられなかったという。

2006年の徳之島巡業の時も、フェリーが名瀬港に着くと早朝にも関わらす起きてデッキから名瀬の街の様子を熱心に見ていた。

今回の訪問は、奄美大島南部の宇検村(うけんそん 総人口1,911人)。
現在幕下上位の薩摩響(さつまひびき)の出身地でもある。

親方は、立派な屋根の土俵がある運動公園の近くの有名な酒造メーカーの工場を訪問した。
このメーカーのヒット商品黒糖焼酎「Re れんと」は、幕内経験のある現在幕下の里山の化粧まわしの図柄の一つにもなっている。

親方は、忙しいスケジュールの中、開局間もない地元宇検村のFMラジオに出演。マイクの前でヘッドホンをつけ、リラックスした笑顔で話している親方の写真が3日の地元の新聞で報じられた。

親方は奄美の歴史や文化にも詳しく、各集落に土俵がある地域はほかにない。この歴史をたやさないように協会としても協力していくことが必要などと話した。

日本人横綱が待望されている中、奄美から横綱を育て、自身の築いた大相撲黄金時代を再現することで、ゆかりの地奄美を世界にアピールして欲しい。

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黒糖焼酎は大相撲力士にも好評

↑ 2006年徳之島巡業 港で黒糖焼酎を買いフェリーに乗り込む大関琴欧州。

日本酒に比べ太らないため、体重が増えすぎることによる怪我で苦しむ力士には黒糖焼酎はおすすめである。

このブログ2010年11月28日 (日曜日)
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