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『テンペスト』 第1巻 ~第4巻 (角川文庫)

2011年05月25日 | 本と雑誌

110525_book_tempest_1_2 テンペスト 第1巻 ~第4巻 (角川文庫) 

池上 永一 (著)

第一巻=春雷 

第二巻=夏雲 

第三巻=秋雨 

第四巻=冬虹

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名瀬のツタヤで今(約一週間前)、買える。全4巻平積みで数冊ずつあったが、第四巻があと2冊しかなかったので急いで全巻買った。

まあ、これを荒唐無稽と言って読まずにうっちゃるのも、もったいない。おもしろい。猛スピードで読んだのに、英文も候文も飛ばさず読んだ。首をかしげるような描写もあったが、それは天才のユーモアに思えてきて、独特のすごみさえ感じた。これは、あまりにも知られていない琉球そのものの面白さかも知れない。薩摩が無教養な野蛮国に見え、江戸幕府が時代遅れの世間知らずに思えてくる。何かだまされた気がしないでもないが、ま、いろいろ考えさせられた。

奄美は2文字しか出てないが、さて奄美って・・・そもそも歴史って何?とも考えさせられた。

詳しくは テンペスト (池上永一) - Wikipedia

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琉球美人の特徴をよくとらえた口絵もお気に入り

amazon 内容(「BOOK」データベースより)
19世紀の琉球王朝。嵐吹く晩に生まれた真鶴は、厳しい父の命に従い、男として生まれ変わることを決心する。名を孫寧温と改め、13歳の若さで難関の科試を突破。憧れの首里城に上がった寧温は、評定所筆者として次次と王府の財政改革に着手する。しかし、王室に仕える男と女たちの激しい嫉妬と非難が寧温の前に立ちはだかる…。伏魔殿と化した王宮を懸命に生き抜く波瀾万丈の人生が、春の雷のごとく、いま幕を開けた。
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登録情報
文庫: 310ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)

発売日: 2010/8/25
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm

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舞台 琉球ロマネスク テンペスト

The Tempest 琉球ロマネスク『テンペスト』 2011年2月6日(日)~28日 ... 池上永一の大ヒット長編小説『テンペスト』が仲間由紀恵主演、堤幸彦演出で舞台化決定!!!

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NHK BS時代劇テンペスト 2011年7月放送開始予定! 連続10回【BSプレミアム】

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