タンカンとも違う、独特な香りと酸味ひかえめ、やさしい甘さ。外皮はやや厚めでむきやすい。果肉をつつむ内皮はやわらく房どうしもはがれやすい。房のなかの粒には弾力があり果汁もあまりべとつかず独特な食感になる。これは房の数は10。数が多い方が甘くなるという。
ポンカンWikipedia 和名の中の「ポン」、poonensis は、インドの地名プーナ (Poona) に由来する。
完熟すれば橙色となり独特の芳香を有する。外皮はむきやすく、果肉を包む内皮は柔らかいので袋のまま食べられる。果梗部(柄と実をつないでいる部分)にデコが現われやすい。12–2月にかけて収穫される。
原産地はインドのスンタラ地方といわれ、日本には明治期に台湾から伝わった。
産地は柑橘類の中でも、特に温暖な地域に限られる。特に鹿児島県が全国一の産地として知られたが、近年では愛媛県に大きく差を開けられている。