古代史は知的冒険 単行本(ソフトカバー) – 2015/1/6
関 裕二 (著)
5つ星のうち4.7 9個の評価
TV番組などを見ていると、なんだか古代史ブームなのかな、今、と感じる。
確かに古代史にはまると他の時代の歴史がつまらなく感じてしまいそう。(その前に読む時間がなくらりそう)
特に鬼の話がおもしろかった。天皇にも通じてしまう「表裏一体だった神と鬼」
物、モノと鬼の話も。P94
「古代史の謎の要は継体天皇」「酒池肉林を繰り広げた武烈天皇」
「持統天皇が天照大神になった?」
何かの本で読んだ記憶。中国の四字熟語に「継体持統」があり皇統を維持するために
26代「継体天皇」は25代「武烈天皇」が崩御で途切れそうになった皇統をつないだ存在で体制をつなぎ41代「持統天皇」は夫の40代天武天皇とまだ幼い孫の軽皇子の中継ぎとして即位した。
など、天皇の諡(貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名)には、その人物イメージと重なるような、あるいはまったく逆のイメージだったり。
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内容(「BOOK」データベースより)
大胆な推理・緻密な分析・ユニークな視点!これ一冊で“通”になれる古代史エッセイ。
著者について
古代史研究家
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出版社 : PHP研究所 (2015/1/6)
発売日 : 2015/1/6
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 252ページ