映画『今日も嫌がらせ弁当』予告編
東京都八丈島が舞台。
反抗期の女子高生(芳根京子)への仕返しに、嫌がられても毎日毎日シングルマザー(篠原涼子)が
キャラ弁を作りつづけるという話。
月間約350万アクセスを記録する ブログ 『ttkkの嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』の実話が元という今風の映画。
画面の色も明るめで、いわゆる田舎感はない。話の内容もそうだった。
篠原涼子の演技が思っていたよりよくておどろいた。
母の作るキャラ弁は次第に進化していき、そしてやがて二人の関係に・・、という話。
八丈島の緯度は大分県大分市と殆ど同じということだが、植栽が奄美の島とよく似ている
ということで注意しながら最後まで見た。
街路樹のビロウ樹が奄美大島名瀬の県道のそれと同じだと思う。
後ろの山は、やけに高く大きい。
そんな風景のなか幼かった娘が母と一緒に将来レストランをしようという場面から映画はじまる。
行ったことのない土地に行った気分になれるということも映画を見ることの効用の一つだ。
そこで、いろいろ八丈島について調べても見た。
八丈島はかつて流刑地でもあった。
八丈島は江戸、奄美大島などは薩摩。
奄美大島や徳之島、沖永良部島は西郷隆盛の流謫、遠島で有名。
そうした意味では八丈島は、戦国のイケメン武将「宇喜多秀家」が有名ではなかろうか。
宇喜多秀家は豊臣政権下末期の五大老の一人で、備前岡山城主。
関ケ原で西軍について改易され薩摩に落ち延びた秀家、結局1606年(慶長11)家康によって八丈島遠島となるのであったが。このころ秀家は薩摩の兵を借りて琉球を支配しようとしたという伝説が残っているという。
そういう意味意味では八丈島で似ていているし、歴史の上でも奄美沖縄と縁がまったくないわけではない。
このところ離島が舞台の映画を続けて見た。
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wikpedia
今日も嫌がらせ弁当
監督 塚本連平
脚本 塚本連平
原作 Kaori(ttkk)『今日も嫌がらせ弁当』
出演者 篠原涼子
芳根京子
松井玲奈
佐藤寛太
佐藤隆太
音楽 羽深由理
主題歌 フレンズ「楽しもう」
撮影 柳田裕男
編集 上野聡一
制作会社 日活
ジャンゴフィルム
製作会社 「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
配給 ショウゲート
公開 日本の旗 2019年6月28日
上映時間 106分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 2億4900万円
テレビ放送2020年7月21日 火曜21:00 - 22:48 フジテレビ 8.4% 地上波初放送