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続、九州場所十一日目、薩摩響(奄美・宇検)勝ち越し

2009年11月25日 | 大相撲

大相撲九州場所 十一日目 goo大相撲

この記事は、九州場所十一日目 #1。☆゜後半からのつづきです。

東幕8 薩摩響 4勝2敗  ○  腕捻り ●  3勝3敗  魁聖 西幕6

091114satsumahibiki ←薩摩響 剛(さつまひびき たけし)は、
1986年5月生 本名 福永
鹿児島県大島郡宇検村生まれ
久慈小学校でわんぱく横綱
中学からは、相撲留学
相撲の名門校 山口県立響(ひびき)高等学校へと進む。
しこ名の「響」はそれにちなむ。

身長168cm、体重113kg。

身長173cm以の第一新弟子検査基準に満たず、
高い基礎体力で、第二新弟子検査に合格した。
小兵ながら、突進力のある、独特の相撲スタイルで
注目を集めている。

土俵上の里山×山下の仕切りの短い間も
カメラは、勝ち越しのかかる土俵下の薩摩響と魁聖(かいせい・ブラジル・サンパウロ)の表情に注目した。

魁聖(かいせい)は194cm、体重150kgの巨体。右四つ得意。
薩摩響を、中に入れさせないことができれば、ほぼ勝ちは間違いない体格差。

足を大きく上げて機敏な動作で四股を踏む薩摩響は、体もやわらかそうです。

時間です。

薩摩響、やや半身のかっこうで低い当たり。
と同時に、左手を大きくあげて、魁聖の右うでをかかえもうとします。それに成功します。
目にも止まらぬ独特な動きで、潜りこみも成功です。

しかし魁聖は委細かまわず巨体を押し付け、踏み込み、出ますが薩摩響が下から上半身を揺さぶります。

土俵際まできたとき、薩摩響は、立ち合いと同時に抱え込んだ魁聖の右の腕を引きます。
左も抱えこんでいます。
そのまま薩摩響は自ら頭を土俵にたたきつけるようやかっこうで魁聖の巨体を引きずり倒し、決まり手、腕ひねり。土俵上には、腹ばいで伸びきった魁聖の巨体が。

小が大を倒す、みごとな技に、スローVTRは、角度を変えて二度。

「薩摩響は、最高位、8枚目で4勝2敗と勝ち越し。この体で、さらに上に行けるという期待もありますよねえ」

「そうですね、たのしみですよねえ」

「これで今年一年すべて勝ち越しを決めた薩摩響。もう一番、(白星を)上積みすれば来場所また」
そうですね」
「十両をねらえる番付も見えてきます。」


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