大相撲九州場所11日目 goo 大相撲
東十7 旭南海5勝6敗 ● 上手投げ ○ 春日錦7勝4敗 東十13
東幕9 里山 2勝4敗 ○ 押し出し ● 1勝5敗 山下 東幕21
東幕8 薩摩響 4勝2敗 ○ 腕捻り ● 3勝3敗 魁聖 西幕6
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鹿児島県日置市出身の山下は、里山と同じ、鹿児島商校→日大の4年後輩。
山下は。去年一月が初土俵。
9月には三段目優勝
去年の九州場所には東幕下53に上がった。
今場所が自己最高位
立ち合い
山下は、最初の踏み込みこそよかったものの、
あとは、まったくいけない。
低い当たりの里山に押し込まれ、ばたばたと、下がりながらはたく相撲。
里山に、難なく左下手を与えてしまう。
おおきな体の山下は、はたけばはたくほど、押し込まれ、なにもできずに土俵を割った。
里山が先輩の貫禄をみせた相撲だった。
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その相撲を土俵下で見つめたのが、次の相撲、奄美・宇検村出身の注目、薩摩響 (さつまひびき)
ブラジルの巨漢、魁聖(かいせい)と、勝ち越しをかける一番にのぞむ。
薩摩響、この一番に勝って、今場所あとひとつ星を積み上げれば、来場所は、いよいよ悲願の十両が狙える位置へ。
まずは自己最高位での勝ち越しで、それに弾みをつけることができるのか?
土俵下、あの北桜のとなりで、里山の勝ち名乗りを聞く薩摩響、
気合のこもった表情が一段と引き締まります。(次ページにつづく)のちほど