続く地震、その上大きい台風、直撃でなくても暴風域に入ることは台風情報を見ていると分かる。それなのに、予定どうり南紀への旅を決行した。
途中ラジオから地震情報が流れ、震度4の揺れと言う。高速道路は安全点検のため50キロの制限速度と伝えている。同じなら、一般道の方が安全だろうと、42号線を走ることにした。
雨を予想していたが、時々薄日が差す空模様で、道路脇の。樹木や草の揺れ具合で、風はかなり吹いている様に見えたものの、走っている分には平気だった。
海南を過ぎた頃道路標識に暴風警報の文字が点灯。車に当たる南からの風が強くなってきている。車も数がめっきり少なくなったのは、警報のせいかもしれない。
暴風の脅威を実感したのは、休憩のため立ち寄った印南辺りの海に突き出た位置にあるレストランの駐車場だった。車のドアを開けようとしても開かない。両手で思いっきり押して体を外に出すとたんにバシャリとすごい勢いでドアが閉まる。もし指でも手でも車に残していようものなら、骨折しそうな強さである。
ゆっくりしていると目的地に着けないかも知れないという不安にかられ、早々に出発した。
南部では、雨が降っていないのに、フロントガラスが白くなり曇ってくる。高い防潮堤があるので海の様子は見えないが、風に吹き上げられた海水が霧状になって、国道に降ってきている。辺りがもやっているのはそのせいなのだ。街路樹が、大きく揺れている。
国道が海岸線から外れて田辺、白浜を走ると、強風はやや治まってほっとした。目的の すさみが近づく。トンネルの出口付近や。橋の上を通過するときには、海側からの横風をどっと受ける。ラジオでは、西日本の被害の情報が流れる。
トラックが横転したと言うニュースに、後先に走る車の無い南紀の国道を無事にすさみにつけるよう祈る気持ちだった。雨が降らなかったことだけは幸運だと思っている。
途中ラジオから地震情報が流れ、震度4の揺れと言う。高速道路は安全点検のため50キロの制限速度と伝えている。同じなら、一般道の方が安全だろうと、42号線を走ることにした。
雨を予想していたが、時々薄日が差す空模様で、道路脇の。樹木や草の揺れ具合で、風はかなり吹いている様に見えたものの、走っている分には平気だった。
海南を過ぎた頃道路標識に暴風警報の文字が点灯。車に当たる南からの風が強くなってきている。車も数がめっきり少なくなったのは、警報のせいかもしれない。
暴風の脅威を実感したのは、休憩のため立ち寄った印南辺りの海に突き出た位置にあるレストランの駐車場だった。車のドアを開けようとしても開かない。両手で思いっきり押して体を外に出すとたんにバシャリとすごい勢いでドアが閉まる。もし指でも手でも車に残していようものなら、骨折しそうな強さである。
ゆっくりしていると目的地に着けないかも知れないという不安にかられ、早々に出発した。
南部では、雨が降っていないのに、フロントガラスが白くなり曇ってくる。高い防潮堤があるので海の様子は見えないが、風に吹き上げられた海水が霧状になって、国道に降ってきている。辺りがもやっているのはそのせいなのだ。街路樹が、大きく揺れている。
国道が海岸線から外れて田辺、白浜を走ると、強風はやや治まってほっとした。目的の すさみが近づく。トンネルの出口付近や。橋の上を通過するときには、海側からの横風をどっと受ける。ラジオでは、西日本の被害の情報が流れる。
トラックが横転したと言うニュースに、後先に走る車の無い南紀の国道を無事にすさみにつけるよう祈る気持ちだった。雨が降らなかったことだけは幸運だと思っている。