カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

収穫の響き

2004年09月18日 | ☆ ふるさと・大和
早朝から威勢の良い機械の音がした。
窓を開けても、裏の田は黄金色のままだ。
裏に道に出て、西側に回ってみた。そこでは、もうすでに稲刈りが済んでいた。
彼岸花の咲く畦に、袋に詰められたお米が、いくつか置かれている。今日の稲刈りは、ご夫婦でしている。
機械で刈り取れない端の方の稲を、鎌で刈り、藁と籾を分けるため動いている、刈り取り機に入れている。籾は、袋に、藁は、粉砕されて田の戻される。
端を刈る作業だけ、人手がいるのだ。
昔は、時間と人手のかかった作業が、短時間で終わる。便利な機械だけに相当高額と聞いた。
先祖伝来の土地を守って米作りをしていく事の大変さを耳にする。
明日あたり、お天気だと私の部屋の窓から見える田圃からも、収穫の響きが聞こえてくるだろう。
コメント (5)
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