カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

岸和田城

2004年09月24日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
目的の場所を探しながら街中を走っていた時、石積みの綺麗なふるい石崖が目に入った。と、その上にお城が見えた。
岸和田については、この町に来たのも初めてだし、テレビで見るだんじりしか知らなかった。
せっかく来たのだから是非帰りに寄ろうと、閉館時刻を気にしながら訪れた。


三層の天守閣が美しく壁が、曇り空の中でもまばゆい白さを放っている。
天守閣自体は、昭和29年に鉄筋コンクリートで再建され、その後昭和44年に外壁や櫓も再建したと言うだけに新しい感じのお城だけれど、歴史は古く楠正成の一族によって築かれたと資料で知った。
今の二の丸が、海に突き出ていたと言う当時から約千年の間にずいぶん陸が広がったものと妙に感心した。
天守閣からの眺めは、生憎の雨模様の中、そう遠くまで見えなかったが、晴天だと、素晴らしい眺望だろうと思われる。
天守閣の前の庭が実に良かった。大小の岩の石組みが白砂の中にあり、目を見張る美しさだ。
この庭だけでも、ジックリと眺めていたいと思いを残しながら、城を後にした。
コメント (6)
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