何かに似ているなぁと眺めながら野路を歩いた。
遠くの金剛山と、近くの里山も深み行く秋の中に美しい。
真夏の太陽の下では考えられない行動が今は、ためらいなくできる。
いい季節だ。
歩いているとコスモスがあちこちの畑の見られる。
畑で作業をしている女性に「綺麗に咲いていますね」と声をかけた。
「畑の端に少し植えたのが、だんだん増えて、毎年広がってくるのですよ。畑がその分小さくなるけど、家族の人数少なくなって、これくらいが丁度なんです」
摘花をしないで自然のままにしているには、小鳥のためのご馳走なのだろうか。
渋柿かしらなんて思いながらちょっと、カメラに・・・。
小屋の周りを飾るように、シオンの薄紫の彩りが優しい。