カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

秋・野道を行けば

2005年10月05日 | ★ 日々の呟き

高く澄んだ空に流れるような雲が一つ。
何かに似ているなぁと眺めながら野路を歩いた。
遠くの金剛山と、近くの里山も深み行く秋の中に美しい。


車の乗れば10分くらいで回ってしまえるところを、気持ちの良い秋空の下を歩いて、会員さんの家に、書類配りをした。
真夏の太陽の下では考えられない行動が今は、ためらいなくできる。
いい季節だ。
歩いているとコスモスがあちこちの畑の見られる。
畑で作業をしている女性に「綺麗に咲いていますね」と声をかけた。
「畑の端に少し植えたのが、だんだん増えて、毎年広がってくるのですよ。畑がその分小さくなるけど、家族の人数少なくなって、これくらいが丁度なんです」


農作業小屋のトタンにたわわに実った柿が影を落としている。
摘花をしないで自然のままにしているには、小鳥のためのご馳走なのだろうか。
渋柿かしらなんて思いながらちょっと、カメラに・・・。
小屋の周りを飾るように、シオンの薄紫の彩りが優しい。

コメント (14)
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