今にも降りそうな空模様だったが、日程を見ると開いているのはこの日しかない。
そして日を急いだのは、この蕎麦の花を見たかったことにある。
4~5年位前に、会の社会見学でここに来たとき、美味しい打ち立ての蕎麦が昼食に出た。
その後、蕎麦畑ですと案内されたところはすでに、花の時期が終わっていた。
よく見ると、黒っぽい実が付いている。
途中で出会った農家の人に場所を尋ねた時、「もう、実がなっとるで」
そういって教えてくれたのはこの辺りだったのかと思った。
茎がこんなに赤いものだったのかと、日頃目にしないものに出会えたことに、わくわくする。
それにしても、三輪の奥山の高原にこんなに広い蕎麦畑のあることは意外だった。
生憎、水曜日が定休との事、美味しいお蕎麦にはありつけなかったが、蕎麦の花の最後の時期に間に合って良かった。