ホテルのバスが迎えに来る1時間ほどの間に、神社と造り酒屋の2箇所を計画に入れてあったそうだが、全てお任せの旅行は、ただ付いていくだけで気楽なものだ。
蔦の絡まる大きな酒樽と大きい釜が行く先の道標である。
甘酒、お酒のほか、お土産の小物類も並んでいた。
甘酒に魅力があったが、ホテルでの夕食には、お腹を空にして置かねば・・・
ゆっくりする時間もないので、先を急いだ。
説明がなかったら見過ごしていただろう。
長年使われて酒のしみこんだ板は、丈夫なのだろうか、2度のお役目ご苦労さんといいたい気持ちがする。
このように何事も無駄にしないのが、昔の人の知恵であろう。
そんなのはそこそこに、男性軍はお酒の試飲を楽しんでいる。
濁り酒のいい香りと白い色が、美味しそうなので少し口にしたが、私にはやはり無縁のものと分かる。
しかし、このような地場産業に触れるのも面白い。