カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

秋・香りそして味覚

2005年10月06日 | ★ 日々の呟き

縁側を開けると、部屋いっぱいに金木犀の香りが入ってきた。
昨日まで気づかなかった。
急いで庭に出てみると、クリーム色の蕾がびっしり付いている。
金木犀は蕾が付き始めるとにわかに香るのだ。
満開になると花の色が朱色に変わる。
そして庭に落ちると、一面金の絨毯を敷いたようになるが、もう香りはなくなる。
今が一番香りのいい時かもしれない。


今年も栗を頂いた。
最後の教え子のお母さんが持ってきてくださった。
13年間の季節便りとありがたく思い早速茹でた。
当時2年生だった男の子が、今年は冬の雪深い山形で大学院に残って頑張っていると聞いた。


同じ日友人が家庭菜園で堀立てのサツマイモをくださった。
所用で訪問したら「畑のお土産」と言って手渡してもらった。
小さめのをふかし芋にしたが、それでも大きくてこれは、一度には食べきれない。
ふかす途中で「もう出来たかしら」と菜ばしで付いたのが、お皿に盛るとおかしな穴を作っている。
金串で差してみれば良かったが、自分しか食べないので・・・まぁいいや。
戦時中代用食として貴重だったサツマイモの事を思い出す。

コメント (18)
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