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正面の黒い形の良い山は、大和三山の一つ畝傍山である。
その後ろに連なる山並みは、奥吉野の山の峰峯。
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人の踏みしめた跡か、農作業用の軽自動車の轍の跡だけ地面が残り、真ん中には雑草が伸びている。
アスファルトの道路と違って疲れが少ない。
九品寺から葛城一言主神社へと古道は続く。
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この葛城一言主神社の境内に、推定樹齢1200年の銀杏の老大木がある。
木の幹がいくつもの乳房の形になっていることから、「乳銀杏」とか、「宿り木」といわれ、この木に祈願すると、子供が授かり、お乳がよく出ると伝えられ、古くから、子供を思う親の願いが込められた木として信仰を集めていると、参拝の栞に書かれている。
黄葉にはまだ早い時期だったので、もう一度この銀杏の黄葉の頃に来てみたいと思っている。
今度は幹だけでなく、黄葉した老木を写したいものである。