カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

木瓜(ボケ)

2006年04月14日 | ★ 日々の呟き

鉢植えの小ぶりな花を買って、花の時期が終わってから、塀際に地植してからかなりの年が経った。
剪定をしないで自由に伸びるままにしている。
2月の終わりごろからびっしりと蕾をつけていたが、今開花して、庭に唯一赤い色彩を見せている。



塀から下の木には、花も蕾もびっしりと付いているのに、塀から出ているところには、それが極端に少ない。
時々小鳥の声がするので、遊びに来たついでに花や蕾を啄ばんでいくのだろうかと思ったりする。
それとも、西風がもろに当たるので、冬の寒さで花芽が付きにくいのだろうか、毎年の事である。


可哀想に小枝が折れている。
でも、そこから先に花が咲き、蕾もついているので、折れた部分から先も生きていることにほっとする。
「ボケ」どうしてそんな名がつけられたのか、「季節の花300種」で調べてみた。
『・実が瓜のような形であるところから「木瓜」。
「木瓜」を「もっけ」と呼んでいたのが
次第に「もけ」→「ぼけ」になった。
(「ぼっくわ」→「ぼけ」の説もある)

・1月21日、2月19日の誕生花。
・花言葉は「指導者、先駆者」。』
なんだかこじ付けの命名であるが、「呆け」と関係なくてよかったと可愛い花のために思った。

コメント (14)
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