
マキノ町のビックランドには、南北に伸びる道路の両側にメタセコイアの並木が2,4キロ続く。
約5千本の木が植えられていると聞いた。
マキノは近場のスキー場として馴染んできたところだが、今はスキー場がなくなっているようだ。
琵琶湖西岸の近江大橋から大津への湖岸にあるメタセコイアは四季を通じて目にすることが多い。
しかし、マキノとはスケールの違いがある。

冬のグレーの枝を空に伸ばした形の良い、しかし寒々とした並木から、芽吹きの気配を感じるふうわりとした形全体のふくらみが、並木の果てまで身につけてきている。
薄緑に衣替えする前のひと時の並木も、春への期待で美しく感じる。
真夏の緑、秋の褐色どの時期もメタセコイアの並木には魅力がある。
一番見たいのは、冬枯れの枝に雪の花を咲かせたこの並木であるが、おそらく雪道に慣れないので、ここまでドライブは無理だろう。
読売新聞社の「新日本の街路樹百景」に選ばれているこの並木の、芽吹き前の落ち着いた美しさを,堪能する機会に恵まれた4月であった。