
役行者が葛城山で修行を始めた時、第一番の坊として堂を建てた所で、その後、弘法大師が不動明王を安置して、1720年頃(享保年間)に宝山寺の亮観律師が中興して真言律宗の不動院とした。
1865年、杉浦半夢が廃寺となっていたのを再興し、曹洞宗に改め、山城興聖(こうしょう)寺の末寺で、本尊は、釈迦如来である。』
このような説明板がお寺の下の石段の傍に立てられていた。
何度も葛城山に登ったが、お寺にお参りしたのは初めてだった。
シニアボランティアの方が、「今、お寺の藤が綺麗ですよ。是非お参りして、見てきなさいよ」そういうお誘いがあったので、不動寺にお参りした。

舞踊「藤娘」の簪のようであったり、カーテンのようであったり、また、瀧のように見えたりする。
藤の花の一番いい時期に来ることが出来た。
ボランティアの人に感謝する。