カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

奈良万葉文化館庭園・いにしえを今に

2006年05月19日 | ☆ ふるさと・大和
万葉文化館は、2001年9月15日に開館した。

その工事中に、工事現場から、飛鳥池工房遺跡が発見されるという事態が起こったことは当時話題になった。
中でも、日本最古の通貨、富本銭の発見と富本銭の鋳造跡は、歴史教科書を塗り替えるような出来事だった。

今はこの建物の地下にそれらの遺跡は永遠の眠りについて、庭園と、建物の中庭に復元された遺構を見て、そこから広がる飛鳥時代を偲ぶことが出来る。



いにしえを今に
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庭園のあちこちに咲く白い花の名前プレートを探したが見つけられなかった。調べてみるとウツギではないかと思うが自信が無い。

石敷井戸復原模型

石組方形池跡

建物跡・どんな建物が建っていたのだろう

排水溝跡・暮らしに必要な水回りがきちんと整備されていたのが推察できる。

道路跡・石を敷き詰めているのはさしずめ今の舗装道路なみだろうか


写真とメモを見ながらの説明は、思い違いがあるかもしれないが、庭園に溶け込むような形で、発掘された遺跡を忠実に復元されている万葉庭園と呼ぶにふさわしいと思った。
学問的なことは、専門書や学者の発表にお任せして、今ここに立って古代を偲び、古代の浪漫に触れる時と場所を得たのは、心を遊ばせるひと時の充実したものであった

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コメント (12)
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