カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ユリノキの並木は花いっぱい

2006年05月22日 | ☆ ふるさと・大和

上野(こうずけ)公園の並木は、桜から花水木へそして今はユリノキへと咲く花が季節と共に変わっていく。
ユリノキは遠くからでは、どんな花をつけているのか見えない。
新緑の葉っぱの勢いのみが目立つ。

近寄ってみると黄緑の花が枝の先まで付いている。
大きな葉が、花を目立ち難くしているのと、花そのものの色が緑がかっているせいもあろう。


幹から芽生えた今年の葉っぱだろうか、大きく変わった形の葉である。
半纏の形をした葉から「半纏木」とも呼ばれているらしい。


蕾の色も葉と殆ど変わらない。
まるで、葉にかくれんぼをしているようだ。


開花した花は確かにもくれん科の仲間だと分かる大きな花である。
花の名前の由来について「季節の花300種」で調べると次のような記述があった。


・北アメリカ原産。昔インディアンはこの木を
切り倒してカヌーを作ったらしく、そのため
今では大きな百合の木はなくなってしまった、
といわれている。
・明治23年、のちの大正天皇が皇太子の頃に
小石川の植物園を訪ね、そこにある日本最古の
ユリノキ種の木を見て、
その木を「ユリノキ」と命名したとされる。

コメント (12)
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