「明日、家にいる?」
娘から来たメールである。「どこにも行かないよ、何?」と私。「行くわ。」娘。「まさか歩いてではないよね」
「○○○と一緒だから途中まで電車で行くよ」そこまではメールのやり取りだったが、もうもどかしくなって、電話をする。
以前「行くよ。」のメールの後大阪から、五條まで歩いてきた娘だったから、今度はどのような方法で来るのか気が気でない。
まして下の孫娘も一緒だとのことだから、中学2年の女の子にそんな体力があるか心配である。
電話で話したところ、大和高田までは電車で来て、そこから歩き始めるとのことであった。
距離にすると20キロはある。しかも家のすぐ近くの地下鉄を使わないで、5キロ先の鶴橋までは、歩くらしい。
計25キロの道のりを、孫がはたして歩けるのか、ババばかの心配は増すばかりだった。
しかし、午後に着く予定と言っていたのに、二人はお昼前に「こんにちは」とやって来た。
孫は、開口一番「あぁ、お腹空いた」
昼食はどこか途中でするといっていたので、用意はしていない。
急いで「富久呂生」に連れて行った。
以前ブログに書いた家庭的な美味しい食事のできるお店である。
それぞれ好みの食事の後、デザートに「甘いものが食べたい」とのこと。
疲れた体は、甘いものを欲しがっているものである。
陶器の器に竹のスプーンとホーク。このレストランの器への拘りが窺える。
お腹を満たした後、夕方まで休憩して、西吉野町の日帰り温泉に3人で行った。
「やっぱり、温泉は疲れが取れる」ゆっくり、ゆっくり温泉に浸かって元気回復の孫娘を見てこの子が生まれた当時の事を娘と感無量で話し合った。
新生児黄疸が酷く、小児病院に入院し、交換輸血で助かった命だったことを・・・
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富久呂生