


涼しいうちにと思って出かけたが、朝の太陽は容赦なく降り注ぐ。
燈籠の並ぶ参道を通り山門をくぐると、心なしが涼風が吹きぬける。

昔、唐招提寺の住職の隠居部屋だった由緒ある建物が、お参りの人に解放されている。

その横の本堂にお参りしてから、経木を頂く。
家のは5枚の経木である。
先祖代々・義父母・夫のそれぞれの戒名が書かれている。
4枚の経木を仏壇に祀り、仏様のお迎えとなる。
盆提灯を仏壇脇に飾り、しきたりにそってお供え物をする。
仏壇が賑わった感じがしてくる。
後1枚は、三界万霊盆供養と書いてある。
人は生きていくためにいろんなものの命を頂いている。
動物であれ、植物であれ、それらの命にたいする感謝と供養のためだろう。
これは、近くの農家では、畦道や、門前に、御祀りしているが、我が家では玄関先に棚を作り祀っている。
ここにも、花筒を立てお供え物をする。
義母がしていたお盆のお祀りを、見よう見まねで、しているがきっと私流の手抜かりもあろう、それは許してもらって仏前に手を合わせることにしよう。

