お地蔵さんのお堂と石仏 | |||||||||
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道路を渡って行ってみた。
八井内トンネルの銘板がある。
黒と黄色の通行止めが、入口半分にあったので、未開通なのかと思った。
奈良県道37号桜井多武峰吉野山線、桜井市側がここなのだろう。
帰って調べてみると、「所在:奈良県桜井市八井内 発注:奈良県 竣工:平成14年12月 他社と共同施工」とまでは辿れたが、完成については見つけることが出来なかった。
トンネルの左側のコンクリート壁を背にして、古い時代を思わせる、石灯籠や石仏が、寄せて祀られている。
地蔵尊五体は新しいお堂に納まっているが、さらに古い様子の見える石仏や五輪塔などに興味を持った。
これは想像に過ぎないが、このトンネルを作るに当たって、そのどこかに点在していた石仏たちをここにお祀りしたのではないだろうか・・・
古代からの長い年月をかいくぐって来た、それぞれの時代に生きた人の思いを背負った石仏にはいつも心惹かれる。
明日8月24日は地蔵盆である。
きっとここでも地域の人達のお参りで賑わうのだろう。
そう願わずにはいられない。
本山~贄川