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水田がホテイアオイで埋め尽くされるお盆の頃に来てみようと思っていた。
お盆の忙しさも過ぎ、孫が大阪に帰ってやっと出かけようとしたときの猛暑は、外出する意欲さえもてなかった。
早朝ならばまだ暑さにも耐えられる。
それがラッキーとなり、思いがけなくまだ咲いている蓮の花にも出会えた。
元薬師寺跡の駐車場には10台くらいの他府県ナンバーの車があった。
全て高齢者で、立派なカメラを細い畦道で構えている。
コンパクトなデジカメを持って、好きな場所をさっさとスケッチするように撮っている私は異質である。
ジックリと眺めるのでなくいつも直感で切り取る身軽さが癖だから仕方がない。
薄紫の花の魅力は、暑さを忘れる。
きっと毎年ここに来たくなるだろう。

