今年最初のこの町で見たひまわりです。ひまわり畑を歩いていますと、顔見知りの人が畑仕事を終えて帰ってくるのと出会いました。
「この今咲いてる大きいひまわりは、昨年の毀れ種のひまわりで、大分早くから咲いていたのや。」
「もう、種になってるのは、一昨年のひまわりの毀れ種や。」
その種の呼び方を教えてもらったのですが、聞き取りにくい、聴きなれない呼び方だったので、覚えてはいませんが、花と種を見ていると昨年この一帯のひまわりを思い出していました。
これは去年、これは一昨年の種のひまわりなのかと思いながら、今年も頑張って咲いているねと、声がけをしたくなるような気持ちでカメラをむけていました。
今年植えた畑一面のひまわりは、まだ50cm位の草丈でした。でも十分な雨と、高温が続くとどんどん成長することでしょう。
時々見に来るようにしましょう。
「今年のひまわりが咲いている畑が、真土峠の向こうにあるよ。」立ち話をしていた知り合いの人が、教えてくれた場所へ行ってみました。
三段になった畑にひまわりの花が沢山咲いていました。でもその場所へ行く道がどこにあるのかわからないまま、望遠でひまわり畑の花たちを撮ってきました。
望遠でよく見ますとそのひまわり畑の傍に、蓮の花の咲く畑もあるのです。ピンクの花と蕾が背伸びするように葉の上に顔を覗かせています。
傍まで行く道を見つけられなくて残念でした。
大和の国と紀伊の国との境が待乳山(真土山)で、私のブログにも上野運動公園の中に出てきたり、もっと以前の記事にはこの飛び越え石のことを書いたこともあります。県境の谷川・落合川に、古代から「神の渡し場」と呼ばれているところがあります。
今では国道24号線で、どこが県境かも気が付かないままにわたってしまいますが、古代の人たちはこの谷川の石を飛び飛び大和の国から、紀伊の国へと旅をしたのでしょう。
「あさもよし きひとともしも まつちやま いきくとみらん きひとともしも」 真土峠にはこの万葉の歌碑があります。
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