鉄砲百合なのか、高砂百合なのかと、毎年思いながらこの花が咲くと、やっぱり今年も咲いてくれたと、名前はともあれ、白百合の咲く庭の一隅が明るく感じ、嬉しくなります。
この花の時期はもう過ぎてしまいましたが、何回か仏壇にお供えしました。1本にいくつもの花が咲くので、一つの花だけ伐りとって、花柄が短いけれど仏壇の花瓶にはちょうど良い長さなのです。百合の花のある間中、高野槇と百合の花だけの仏壇でしたが、存在感のある清楚な花を仏壇のお位牌が喜んで見つめてくれているような気がして、毎朝水を替えますと4日くらいは、生き生きとした白さを保っていました。
今はもう花のなくなった白百合の居場所に、また来年美しい花を咲かせてねと、周りの雑草を抜いておきました。
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