今まで2回高取町の雛めぐりのメイン会場と、各地区ごと造られているジャンボ雛について
自分の好みの観点からブログ作りをしてきました。
毎年訪れますので、きちんと見たことを纏めることもせずにその年、その年の出会いや、感動を綴っています。
国道169を南から走ってきて、和菓子屋さんの「多かまつ」を目当てに「町家のひなめぐり」とか「夢創館」などの道しるべに
したがって土佐町通りへはいりますと、ちょうど1方通行の土佐町通りに右折する際の所に、このような「土佐町」の由来の書かれた立札が見当たります。(新しいので今まで来た時にはなかったのか、慌て者だがから見逃していたのかもしれません。
通りに面した家の座敷や、商店の出窓など、「お雛様を展示しています」と軒先に書かれた家を見ながら、
ゆっくり歩きます。
これは「恵比寿神社」の中のお雛様です。この町に初めて来たころは、神社の鳥居も社殿も古いものでしたが、
次第に新しいものに変わっていきました。
今年は中に入りましたので、お雛様とも出会うことができました。
通りに面した古民家の板塀と白壁の美しさが目を惹きます。
玄関には季節の花マンサクや梅ネコヤナギが活けられてのおもてなしです。
餅花も豪華に見えます。
酒屋さんの酒樽の雛段には、木目込みのお雛様がとても可愛いです。
甘酒の素を購入しました。
アルコール分のないのをお店の人は進めてくれました。
こちらは、蒸し小窓のの中二階と、表の格子が、時代の古さを見せてくれています。
竹の雛段に並んだお雛様は、道路に一番近くに並べられているのもいいものです。
お道具もちゃんとありますね。
古民家の造りにどうしても目を惹かれます。
上の3枚のように、お家の座敷に飾られたお雛様には、そのお雛様にまつわるご家族の方の
思い出は記されて、それを読んでいると、初節句に女の子の命の喜びを語り、健やかに幸せに育ってほしいという願いに、
胸を打たれます。
ここからは、動物たちのお祭りです。
楽しみ乍らごゆっくりご覧ください。
私も思わず微笑みながら眺めました。
はい おしまい です