グダリ沼 【八甲田山 雛岳 Ⅱ トレッキング 完 2021.06.12】
雛岳をトレッキング後に、麓の湧水、グダリ沼を観察した。 グダリ沼とは
奇妙な名前だが、作家井伏鱒二(作品:山椒魚)や開高健(釣り好)がこの
沼について触れている。 当時は、秘境と言うイメージで見学したのだろう。
因みに、 一説には沼のある所迄下るがぐだりに訛ったというのが謂れとか
沼感:グダリ沼は突然に現れる。 つまり、八甲田山(雛岳)の湧水である。
流れは清らかで、バイカモなど水生植物が繁茂。 周辺には山菜豊富。
参照#①この名前を冠した「ぐだり温泉」 ②雛岳 II トレッキング紀行
観察速報:銚子大滝(2007年観察時映像)【白地山トレッキング紀行2021.10.30】
十和田湖外輪山の白地山トレッキングで奥入瀬渓流を通り、錦秋の時期
でもあり、大落瀑の銚子大滝に立ち寄る。水量は何時もよりも豊富だが、
筆者が2007年に撮影した銚子大滝の豊富な水量の映像が魅力的であった。
(2007.8.6の記事)
神秘の湖十和田湖から流れる奥入瀬渓流の最初の景観がこの銚子大滝だ。
この落曝がゆえ十和田湖へ魚類の遡上がなされない。虹鱒のみ棲息する。
しかし、近年十和田湖の汚濁が進みワカサギなどが生息するにいたった。
記録:高さ(直瀑)7m、幅20m 参照#奥入瀬渓流トレッキング2019
眺望速報:阿弥陀池 (駒ヶ岳 秋田県仙北市)【山岳トレッキング2021.10.09】
映像:男岳から眺望の阿弥陀池、右に馬の背、奥のピークが横岳、左に男女岳麓
秋田駒ヶ岳の魅力は何だろう?と考える時、容易に周遊出来る範囲に沢山のピーク
があることと、その間に阿弥陀池や、ムーミン谷と呼ばれる馬事の小路が有ること
だろう。特にこの阿弥陀池は最初に目に飛び込む絶景空間で沢山の山男山女が憩う。
記録:阿弥陀池の隧道にはエーデルワイスなどの、貴重な高山植物が咲き乱れる。
参照#①七月に訪山した時に鑑賞したエーデルワイス( 深山薄雪草 )
②秋田駒ヶ岳連峰 縦走紀行 ③山岳/渓谷トレッキング紀行 2021
祝 100万人 達成 💖(本日中に、本ブログ累計閲覧者)
100万人目は今閲覧している貴方かも知れません、屹度良いことがあります。
眺望速報:鳥海山眺望(駒ヶ岳 秋田県仙北市) 【山岳トレッキング2021.10.09】
映像:男岳と馬の背の間、ムーミン谷入口向こうに鳥海山が顔を出した。
雲海の彼方に、鳥海山をハッキリ捉えた。これだけ遠くの地で鳥海山を眺める事
が出来るのは秋の空気が澄んだ今でなければ無理だろう。まるで、おいでおいで
と山は招いている様。コロナ災禍で今年の訪山を諦めた。キット2022年は登ろう。
参照#①秋田駒ヶ岳連峰 縦走紀行 ②山岳/渓谷トレッキング紀行 2021
③鳥海山(山形県湯野浜温泉から眺望した山容)
観察速報:熊の足跡(湯沼) 【山岳トレッキング 焼山(八幡平:秋田県) 2021.08.06】
映像:火口崖っぷちの先は、十数メートル直下の硫黄色の湯沼火口である。
驚愕!湯沼火口崖ギリギリの尾根砂礫に月の輪熊の足跡。後半歩であわや火口に落下
という状況。秋田県、とりわけ八幡平の地域は熊の被害・目撃が多発している。現に
今日は、登山道の三か所で熊の糞を発見した、熊の糞じたい珍しいのである。御用心。
対応:この日は、熊スプレーを腰に携行し、熊鈴2(カウベル&鐘)を提げて、呼子
を定期的(視界不良笹藪地帯)に吹き鳴らす。熊は高山でも活動するので要注意。
参照#①焼山(八幡平)トレッキング 紀行 ②ヒグマ襲撃現場(北海道)
涼感満杯❆ 【八甲田山スノートレッキング 前岳 (2021.2.28)】
映像:中央奥の山が前岳、手前斜面が田茂萢岳(ロープウェー山頂駅)の一部
2021年 冬季、八甲田ロープウェーから眺めた前岳。恐らく、前岳は本
ブログでは初めて触れる事になる。山としては大岳、井戸岳などの知名
度はない。主にバックカントリーツアー客が多く雪崩遭難者が出ている。
記録:標高1251.7m 北八甲田山群の北端に位置。登山道無し
事故:平成19年2月14日バックカントリーツアー客が表層雪崩に巻き込
まれ10名の死傷者を出す大惨事が発生。雪山の脅威を改めて実感。
総勢24名(ツアーガイド5名)死者2名、重症5名、中等症2名、軽症1名
救助・捜索隊総勢400名、豪州7名(米人ガイド1名)が目撃応援。
参照#①前岳に向かうバックカントリーツア客
②八甲田山 スノートレッキング 2021
鑑賞速報:ドラゴンアイ(十和田八幡平国立公園 八幡平鏡沼)2021.06.01
早池峰山トレッキングの帰り道、早朝に八幡平に立ち寄る。鏡沼が季節限定
の景観を示し、人気の観光スポットとなって居るからだ。レストハウス下の
公共駐車場に車を止めて、軽~い早朝散歩。完璧ではないが、ドラゴンアイ。
解説:八幡平の鏡沼は春先にかけて雪解けが進み、竜の目の様な景観を示す
ことで人気が高まり、見学ツアーがある程のパワースポットとなった。
参照#2020年、中秋の鏡沼の景観
【山岳トレッキング 八幡平頂上周遊 2020.10.18】
なんのない小さな沼だが、ここでは楽園のように見えるから不思議だ。大きな
八幡沼の向かい側の二つの爆裂火口の小さな沼。硫黄コロイドという物質が溶
け込んで、沼水は碧がかった美しい青色をしているというが天候に左右される。
参照#八幡平トレッキング紀行GPS
【山岳トレッキング 八幡平頂上周遊 2020.10.18】
今回は八幡平の頂上部は台地になっていてトレッキングが楽しい木道が
続いている。八幡沼、ガマ沼、鏡沼、メガネ沼など、旧火口が沼となっ
ている。季節は秋なので山野草が咲いていない、初夏の候に再訪したい。
観察:映像上左に八幡沼、その右には頂上に向かうtrekkerが小さく確認。
参照#八幡平トレッキング紀行GPS
映像:雨の奥入瀬渓流の名所、大岩が屋根の様な造形
【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ 完 2020.7.11】
奥入瀬渓流トレッキングⅡの目的地・石ケ戸休憩所に辿りついた。雨天と
いうこともあって奥入瀬渓流全行程走破は今回諦めた。ここでトイレ休憩
し軽くスナック、水分補給で来た道を引き返す。全行程14k走破は次回。
参照#①奥入瀬渓流トレッキング2019 ②奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行
映像:雨の奥入瀬渓流の遊歩木道
【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ 2020.7.11】
出来れば晴れた日、木漏れ日の中、森林浴をしながらトレッキングしたか
ったが、コロナ終息祈念トレッキング継続の中こういう雨降りの日もある。
モンベルポンチョ、トレッキングポールを装備、遊歩道を苔を愛でて歩く。
参照#奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行
映像:雨の奥入瀬渓流の苔の芸術
【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ 2020.7.11】
奥入瀬渓流トレッキングⅡは森林浴というより雨滴浴という趣だ。そんな
中、苔生した岩が一段と存在感を増す。苔と岩の思わぬ造形が御覧の作品。
まるで日本地図の北方、北海道の様な図絵に自然の偶然の巧みを意識する。
参照#①奥入瀬渓流で見つけた苔の絵 ②奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行
映像:スポンジの様な苔をルーペで観察・撮影
【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ 2020.7.11】
シトシト雨が降る中行き交う人も居ない奥入瀬渓流で一際輝きを増すのが苔。
2013年には「日本の貴重なコケの森」に選定された程でおよそ300種類の苔
があるとされる。ルーペを片手に苔観察も悪くない。苔にとって恵みの雨だ。
認定:「日本の貴重な苔の森」日本蘚苔類学会(日本の貴重なコケの森選定委員会)NO.19
選定事由・・・学会文より抜粋
渓流中の岩にはアオハイゴケ,タニゴケ,ミズシダゴケ,ホソホウオウゴケ,フジウロコゴケ,マルバハネゴケ,コアミメヒシャクゴケ,タカネミゾゴケなどの蘚苔類が定着している。このように渓流中の石の上に多様な蘚苔類が生育する景観は奥入瀬渓流を代表する景観の一つとなっている。遊歩道沿いに散在する岩にはエビゴケ,コツボゴケ,トヤマシノブゴケ,オオトラノオゴケなどが、倒木や橋の欄干にはクサゴケ,シワラッコゴケ,コフサゴケ,ミヤマリュウビゴケ,ツツソロイゴケなどがそれらの基物を覆い尽くしている。林内の樹木の樹幹にはオオギボウシゴケモドキ,キヌイトゴケ,アツブサゴケ,オオクラマゴケモドキ,ケクラマゴケモドキ,ハイハネゴケ,ヤマトコミミゴケ,基部にはアオモリサナダゴケなどが着生している・・・。
(日本で約1800種類ある苔のうち、約300種の苔が奥入瀬渓流に生息している)
参照#奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行
映像:雨の奥入瀬渓流 紫明渓の流れ
【⑮奥入瀬渓流トレッキングⅡ:十和田八幡平国立公園 2020.7.11】
今年の異常気象は梅雨も長い、流石に山岳トレッキングは降雨時は辛いので雨天でも
歩ける奥入瀬渓流を選んだ。土曜日というのに奥入瀬渓流は閑散、その意味では三密
防止という好条件。次の山岳トレッキングの体力維持のため今日は合羽着て渓流歩き。
参照#奥入瀬渓流トレッキングⅡ 紀行(GPS軌跡)
映像:黄瀬渓流「松見の滝」トレッキング道ゲート
【渓流トレッキング ⑪ 松見の滝 2020.06.13.】
青森県の中で到達迄道程が困難な滝として知られる『松見の滝』。山道、獣道、崖道の
往復総数がおよそ22キロ。道中は最高650m、最低231の高低差419mで名久井岳程度
の山岳に匹敵する。この日本でも到達が難しい滝に数えられる『松見の滝』に挑戦する。
記録:最高標高650m、往復22キロ(奥入瀬渓流館発着)、所用時間8時間(休憩・撮影含)
指定:日本の滝百選(黄瀬渓流、黄瀬林道、城ヶ倉デイサイト、柱状節理)
参照#①松見の滝トレッキング 紀行(GPS) ② 山岳 / 溪谷トレッキング( 湯煙り) 紀行