山行速報: 地獄湯の沢 【山岳トレッキング八甲田山2022.07.13】
今日は登山初心者を伴って八甲田大岳に六度目の挑戦。だが、天候は霧雨。
同行者の予定がつかないので霧雨でも決行。勿論無理はしない。山は何が
あるか分からない、案の定地獄湯の沢の登山道が荒れ、一部崩落していた。
山感:八甲田山大岳コースの中盤、やや難所、しかし、登山道が先週大雨
で二三か所崩落、加えて有毒ガス地帯で、本日最大の難所となった。
参照#八甲田山 仙人岱 トレッキング紀行
山行速報:八甲田山 仙人岱 木道 【山岳トレッキング 2022.07.13】
映像:画面左は高山植物#コバイケイソウ。足元には沢山の高山植物
霧雨の中、崩落個所を縫って、漸く仙人岱に辿り着いた。途中、高山植物
を観察したのは言うまでもない。霧に濡れた高山植物は普段鑑賞できない
ものだ。避難小屋で体制を立直して木道に出たが、雨が強まりここで下山。
山感:今回の山行では教訓が二つ。天候は予想できてたが、登山道崩落は
予想外。そして、登山道で内心恐れていたのが雷の発生、頂上部は
隠れ場所がない。雷が気になり随行者を守る為にも下山を敢行した。
参照#①八甲田山 仙人岱 山行紀行 ②日本百名山(深田久弥著)探訪紀行
毛無岱 池塘(八甲田山) 【八甲田大岳 Ⅴ トレッキング 2022.06.18】
映像:池塘の後方の山は櫛が峰
八甲田大岳を極め鞍場避難小屋で山飯を食べて、毛無岱に下る。そこで
待っていたのが沢山の高山植物。そして高山では珍しい池塘。毛無岱が
多様な高山植物で彩られる源がこの池塘。八甲田の伏流水が繋がってる。
参照#①白神山地・田代岳の池塘 ②八甲田大岳 Ⅴ トレッキング 紀行
観察速報:鏡沼(八甲田頂上部) 【八甲田 大岳トレッキング 2022.06.18】
八甲田山の鏡沼は、主峰の大岳の山頂のすぐ東側にある小さな沼。 この沼は
小さな火口湖。 山頂から東南眺望、鏡沼の向こうに硫黄岳と南八甲田連峰が
眺望される。 普段、鏡沼は、水生植物が多く繁茂していてクリアではないが、
今日は初夏、晴天と相まって、文字通り「鏡」の様な水面となって景観が良い
山感:小さな爆裂火口の鏡沼は年中水を湛えている。水源も無いのにこんな
高所で水が枯渇しないのが不思議。水草とクロサンショウウオが生育。
映像:筆者書斎に掲げている棟方志功作品 倭画「八甲田山 神鷹図」(陶器製)
棟方志功の作品の一部を書斎に飾っている。それは、志功版画の代表的な菩薩像
では無く、当初画家を目指した志功の貴重な倭画《八甲田山神鷹図》。某企業の
記念品。八甲田山に親しむ筆者には、仙人岱・甚五郎清水などに馴染み深い作品。
解説:昭和4年夏、八甲田大岳を鹿内仙人と登った棟方志功は仙人岱の清水付近
で、両翼に円い紋様のある鷹と遭遇。鹿内仙人は「このような鷹は初めて
見た、これこそは神鷹だ。お前さんは世界一偉くなるぞ」と告げた。喜ん
だ志功は以降、鷹の絵を好んで描いたとされ、その中の一枚の紙めくり画。
参照#①八甲田山仙人岱木道・甚五郎清水 ②甚五郎清水近くの仙人岱ヒュッテ
⇧ 左が秋田駒ヶ岳、右が乳頭山の二座山容
乳頭山&秋田駒ヶ岳W眺望 【裏岩手山連峰トレッキング 完 2021.09.19】
三ツ石山のピークから眺められる景観の筆頭は「三ツ石山制覇」でもご覧出来る
岩手山。そこから目を南西に転じると三ツ石山ならではのレア景観が待っていた。
昨年最も感動した秋田駒ヶ岳。そして名湯の里山乳頭山。この二座が仲良く並ぶ。
参照#①三ツ石山山頂制覇 ②秋田駒ヶ岳 ③乳頭山 ④三ツ石山トレッキング
⇧ 三つの石山のピークから他のピーク眺望
三ツ石山眺望 【裏岩手山連峰トレッキング 八幡平市 2021.09.19】
三ツ石山名称の謂れともなったと考えられる三つの岩山ピーク。それはまるで自然
が成したケルンの様だ。実際,、石を積んだトレッカーもいたかもしれない。樹林帯
を抜けた草原の上に適当な距離を置いての三つのピークは不思議な景観でもあった。
参照#①三ツ石山山頂制覇シーン ②三ツ石山トレッキング 紀行GPS
三ツ石山登山口 【裏岩手山連峰トレッキング八幡平市 2021.09.19】
いよいよ岩手山をトレッキング💦とはいうものの、北東北の巨峰岩手山は一日で攻略
は筆者とってまだまだ遠い話。 先ずはその手前の裏岩手山連峰を形成する三ツ石山が
目標。一度下見しているので、朝早くても迷うことなく車を駐車場に置く事ができた。
景観:三ツ石山の登山道入口は地熱発電で有名な松川温泉の温泉蒸気配管の脇にある。
松川温泉も入浴済みであるが本ブログでは未公開。公開すべく入湯を試みたが
残念ながら下山が三時ギリで日帰り入浴可能時間を過ぎていた。次回リベンジ。
参照#三ツ石山トレッキング 紀行GPS
ブナ登山道(核心地域 白神岳)【世界遺産白神山地トレッキング 2021.09.04】
世界遺産白神山地は、「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林
が世界最大級の規模で分布」していることが認められたもので、その核心地域
の最高峰に初めてチャレンジ。これまで周辺のブナ林は踏破したが核心地は初。
山感:ブナ原生林の林道はこれまでも数多く歩いたが本格的な登山道は初めて、
映像でも分かる通り、ブナの根っこが階段状で、流石に世界遺産登山道。
参照#①白神山地緩衝地域の崩山登山 ②白神岳(世界自然遺産白神山地)GPS
白神岳登山口 【世界遺産白神山地トレッキング 2021.09.04】
世界自然遺産白神山地の最高峰白神岳のとっかかり、登山口に至る。ここは
日本海側なので前日泊しないと登山できない。現在午前6時、頂上制覇予想
時間は11時頃なのだが、果たして到達できるか・・・今日も始まりは快調
参照#① 白神岳(世界遺産)トレッキング GPS
② 世界遺産白神山地トレッキング 紀行
鉄梯子垂直登り 【早池峰山トレッキング 完 2021.5.31】
⇧ 垂直登りに挑戦する筆者
早池峰山山行もいよいよクライマックスだ。一合目からガレ場の連続だったが
ついに目の前に立ちはだかる難所。ほゞ垂直に鉄梯子が二連に架けられていた。
梯子を登りきると頂上部に近い。下山中の若者三名が悲鳴を上げて下って来た。
山感:筆者も、このような垂直梯子は初めてだ。下から見上げるとかなり恐怖
まして降るのは悲鳴を挙げたくもなるだろう。これが高山の醍醐味だ!
参照#①早池峰山 トレッキング紀行 ②山岳/溪谷 トレッキング紀行2021
ガレ場登山道 【早池峰山トレッキング 2021.5.31】
早池峰山の一合目表示板のある地点からこの様なガレ場。これまでガレ場
は頂上が近い印として経験してきたのだが・・・ しかも滑りやすい早池峰山
特有の蛇紋石が殆ど牛若丸の様に身軽い年代でもないから神経を使う道程。
山感:信仰(修行)の山と言われる所以だろうか?登山道が全て岩塊とは
やはり特別の山と感じて慎重に登るからこそ登頂の喜びもひとしお。
注意:この様な岩だらけの道はソールがしっかりした登山靴でないと危険
である。この日は雨でなかったから良いが岩が濡れると滑りも留意。
参照#①早池峰山トレッキング紀行 ②山岳/溪谷トレッキング紀行2021
小田越登山口 【早池峰山トレッキング 2021.5.31】
映像:画面中央の木箱は「携行トイレ」の収集箱である。
早池峰山の登山口。駐車場はないので、バスまたは河原坊から徒歩になる。
筆者が早池峰にチャレンジした時はまさにコロナ災禍の真只中で河原坊か
ら歩く羽目になった。距離2キロ、標高190mのロスは大きなダメージだ。
山感:行は登り始めなので、アスファルト道路の二キロも楽しくもあった
が、一合目からガレ場連続の登山道で神経を使った帰り道の30分
(往復で一時間のロス)は体力的に相当な疲労感を伴うものであった。
注意:早池峰山中での、雉撃ち・花摘みは厳しく制限(立小便等)されて
いる。このこと事前調査で知っていたので携行トイレ(ネット購入)
を持参。山頂にも携行トイレ使用場所はあるが、トイレは無かった。
記録:早池峰山の登山口 (小田越)はこの二年間の山行で一番立派であった。
参照#①早池峰山トレッキング紀行 ②山岳/溪谷トレッキング紀行2021
十和田湖・岩木山 眺望(三ツ岳)【戸来岳トレッキング 完 2021.5.15】
戸来岳(大駒ケ岳・ミツ岳)を制覇したご褒美が待っていた。青森県の
トップレベルの観光資源、十和田湖と岩木山が同時に鳥瞰できる景観だ。
この時、この山に登らなければ手に入れる事ができない、高山の醍醐味。
記録:戸来岳は十和田湖外輪山で東北百名山、大駒ケ岳と三ツ岳の総称
山頂には一等三角点がある。大駒ヶ岳1,144m、ミツ岳1,159.5m
参照#①戸来岳トレッキング紀行2020 ②三ツ岳トレッキング紀行2021
眺望速報:雛岳・高田大岳・小岳 【八甲田大岳トレッキング 2021.11.6】
八甲田山の山頂部分になると景観も、地上のものと違う様相を呈して來る。
主峰大岳から更に東南に連なる連山秀峰の眺めは壮観。真ん中の高田大岳
が後ろに雛岳、前に小岳を従える様は大相撲の横綱土俵入りの様な重量感。
記録:雛岳(1,240m)、高田大岳(1,585m)、小岳(1,478m)
参照#①八甲田大岳Ⅳトレッキング ②高田大岳トレッキング紀行
③雛岳トレッキング紀行 ➃山岳/溪谷トレッキング 紀行2021