お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

フラガール(ハワイヤンズ)

2009年01月13日 |  🚙東北縦断 紀行.

映像:ウォーターパークの一隅の舞台では、華やかなポリネシアンショウーが始まった。

20時10分開演(一日2回の公演)を鑑賞。向いのレストランでポテト&ビールで夕食を済ませ一時間前に席に着いた。イントロは常磐炭鉱の採掘現場の映像と、緩やかに炭鉱節を舞う老練の一人踊り、常磐炭鉱がこのショウの根幹にあることを印象付けられた。

いよいよフラダンスが始まった。洗練された踊りはこのショウが単なる見せものでない事がわかる。踊り手は皆、常磐音楽舞踊学院を卒業のエリート。日本が生み出した新しい舞踏文化を肌で感じた。これが、フラガールだ。

所感:
この町をみていると同じ廃鉱の町、夕張を思い起こす。決定的に違うのは「人材育成」だ。常磐ハワイ(現スパリゾートハワイアンズ)を開業一年前に常磐舞踏学院を創立し、人を育てた。それは単に踊り子だけではない、周辺にかかわる人々の意識をも醸成し準備した。

夕張は施設だけが存在し結果的に破綻した。これはどこの観光地、温泉地でも同じだ。先ずは人材育成、その人たちが創意工夫して必要な施設を造る事だ。「いわき湯本温泉」はこのスパリゾートハワイアンズが主導し活性化が進行している。課題は地域との連携だ。

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