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映像:40年振りの平成大修理で見事往時の彩色に復元された「三猿」の彫刻
作者は不明だが左甚五郎だともいわれる。東照宮境内の馬屋の欄間に細工
日本で一番有名な「猿の彫刻」。日光山参詣で必ず鑑賞されるものだろう。
細工よりは三匹の猿「見ざる・言わざる・聞かざる」の教訓的由縁で有名。
解説:目・口・耳をふさぐ猿は幼年期の猿とされる。幼いうちは純真で周
りの影響を受けやすい。だから世の、悪いことは見聞きせずに、悪
い言葉を使わせずに良い物だけ与えよという教訓が込められている。
又、古来、猿は馬の守り神とされて、厩舎に彫り込まれたのだろう。
更に股間を抑え「行わざる」の四匹目の教訓猿が居るとの伝説も・・・。
参照:北限の猿(青森県湯野川温泉) 白 猿(山形県白布温泉)
白神の猿(世界遺産白神山地) 白山猿(石川県中宮温泉)