上富良野の丘に辿り着いた。丘陵がひまわり、ラベンダなどの花々で満ちていた。
主にひまわりの花を中心の一角はまるで景色全体がキャンバスのような趣である。
筆者はこの自然が描くキャンバスの一部となり花に取込まれていく。幸せの一瞬。
花言葉:あこがれ、私の目はあなただけを見つめる、崇拝、熱愛、光輝、愛慕、
いつわりの富、にせ金貨
上富良野の丘に辿り着いた。丘陵がひまわり、ラベンダなどの花々で満ちていた。
主にひまわりの花を中心の一角はまるで景色全体がキャンバスのような趣である。
筆者はこの自然が描くキャンバスの一部となり花に取込まれていく。幸せの一瞬。
花言葉:あこがれ、私の目はあなただけを見つめる、崇拝、熱愛、光輝、愛慕、
いつわりの富、にせ金貨
映像:狩勝峠は南富良野町と新得町境展望台から十勝平野が見渡せる。
新得ソバを賞味し、いよいよ富良野へ向う。帰路とはいえ富良野の
『風景画館』も、今回是非とも立ち寄りたい場所。今年は7月訪問
ということもあり、ラベンダーが満開の季節になる。香りも魅力的。
映像:今日の夕飯代わりに食べたのが、新得名産ソバ(天ぷら)
帯広新得町から富良野を目指す。途中、夕刻、お腹が空いた。新得と云えばソバ
この通りにはおいしい蕎麦屋さんがある。新得町がソバ園を運営している場所に
ある。想えば、昨年もここで蕎麦を食べた。冷涼な気候がおいしいソバを産する。
参照:新得町では、ソバで地域を活性化しようとソバオーナー畑を運営、オーナー
は全国に散らばっている。
屈斜路湖ではその昔、謎の怪獣:クッシーで大騒ぎがあった。それは
イギリスのネス湖の怪獣:ネッシーにならって屈斜路湖のクッシーと
名付けられた。しかし、ネッシー同様、実態を明らかに出来なかった。
帰り際、和琴半島の湖水に抜ける水道管から姿を現した『ミンク』?
夏場は真黒であるがまぎれもない。屈斜路湖に生息するザリガニを餌
にしていた。この『ミンク』が泳ぐ姿は拡大すると謎の怪獣クッシー。
解説:当初この小動物を『エゾグロテン』と認識していたが、親切な
読者からミンクではないかとの指摘があった。色々色々と検証
した結果、ミンクは外来種でありながら毛皮のため持ち込まれ
野生化していること、同じイタチ科のテンはもう少し愛嬌があ
る面相なのでこの小動物をミンクと改めることとした。北海道
にはオンネトーのテラピアといい、心無い人々の放置で外来種
が繁殖しているのが気がかりである。(2017.5.17)
参照#①冬場の「てん」 (毛は冬季の越冬色) ②テラピア(オンネトー)
③屈斜路湖湖畔のクッシー像
和琴半島を”桂月の湯”から更に先に進むとやがて展望台に行き着く。
その先端から激しく蒸気が噴き出している。“オヤコツ地獄“という
噴気泉。一帯は、この噴泉流入で温泉化し、my湯船を楽しめれる。
【Data】 硫化水素泉 86℃ PH- 源泉:オヤコツ地獄
学術:日本温泉地域学会ではオヤコツ地獄を含む屈斜路湖畔の自然湧出泉群
(和琴、三香、コタン、池の湯、砂湯、仁伏、川湯)を日本温泉地域資産NO5と認定。
留意:現在は”立ち入り禁止”区域となっており野湯は控えられたい。筆者は
ヘルメット・命綱着用。但し、海上からボートでの接近が可能である。
通称「桂月の湯」共同浴場から5分ほど先に進むとある。崖のロープを伝っての入浴だ!
ワイルド満点。カヌーの若者の表敬訪問を受ける。この名称は意味深い。桂月とは高知県
出身の紀行家:大町桂月の名だが、筆者が尊敬する紀行作家、彼の足跡を辿ることとなる
【Data】単純温泉 48℃ pH7.5(推定) 源泉:和琴温泉桂月泉(筆者命名)
メモ:和琴とは和名で、アイヌ語ではワコッチ:魚のしっぽの括れというのを、大町桂月
が大正10年にこの地を訪れた時、この半島を和琴半島と命名したそうだ。
参考:本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)100位記載 屈斜路湖畔温泉群
学術:日本温泉地域自然資産NO.5 屈斜路湖畔自然湧出泉群(日本温泉地域学会編)
参照#大町桂月(酔仙人)探訪紀行
屈斜路湖湖畔に復元されたアイヌ民族の住宅「チセ」。北海道の
大きな湖のほとりはアイヌ民族の村コタンがあった。代表的なの
は阿寒湖コタンであるが、屈斜路湖にもあったのだと推測される。
参照#観光地として栄えた阿寒湖畔のアイヌコタン