
太宰治が岩木山を眺めたという金木農場(弘前大学)を探し、小説[津軽」にある岩木山眺望ポイントの丘陵を発見。その丘外れに鎮守様があり、境内の狛犬に手拭いが。誰が巻いたのだろう?なんとも似合ってるので撮影。この社の裏手からは津軽富士が小説に描かれた通りの景観を呈する。
太宰の岩木山:
『・・・津軽富士と呼ばれてゐる1625メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふはりと浮んでゐる。実際、軽く浮んでゐる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもつと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏(いてふ)の葉をさかさに立てたやうにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮んでゐる。』
(小説「津軽」より)
太宰の岩木山:
『・・・津軽富士と呼ばれてゐる1625メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふはりと浮んでゐる。実際、軽く浮んでゐる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもつと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏(いてふ)の葉をさかさに立てたやうにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮んでゐる。』
(小説「津軽」より)