Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

沖縄への旅8:玉陵、金城町石畳道、識名園

2019年09月15日 | 
玉陵(たまうどぅん、金城町石畳道、識名園


首里城へ行った日はあまりにも暑くて、これ以上歩けないなぁ…と思った私、玉陵と金城町石畳道は諦めました。

でもやはり気になりましたので、翌々日に行ってみることにしました。


てんぶす前BSから、首里城公園前BSまでバスに乗りました。(バス代 230円)

首里城公園前BSから7分ほど歩いたところに玉陵があります。



玉陵は第三代国王尚真王が、父・尚円王の遺骨を移すために1501年に築いた、巨大な墓陵。
全体のつくりは、当時の板葺き屋根の宮殿を表しているそうです。



最初に資料館へ入りました。(観覧券 300円)

《資料館で学んだこと》

・玉陵は琉球石灰岩の岩山

・首里城は、琉球石灰岩が盛り上がってできた台地にある

・木田大時(ムクタ ウフトゥチ)という易者がいた

・石積みには「野面積み」と「布積み」と「あいかた積み」がある



また飛行機の音です  



遥拝所  

入口  

入口をくぐりました  

   

               

                         

次の入口  

   

               

                          

左側の上  

            真ん中の上  

                    右側の上  

 
東の御番所(あがりのうばんじゅ)は、元は法事の折の国王の控え所だったそうです。

東の御番所  

   

           

                     

                                 

風が心地よくて、ぼけーっと廊下に座り続けてしまいました。
風は人を癒やすのだと思いました。

玉陵に滞在すること約1時間。


次は、金城町石畳道を目指しました  

真珠道  



あまりの暑さに、石畳茶屋で休憩することにしました  





沖縄ぜんざいかき氷を食べました  

石畳茶屋のオープンスペースは吹き渡る風が心地よく、30分ほどゆっくりさせていただきました。



石畳を下っていきます  

石敢當(いしがんとう)   

石敢當は、魔物=マジムンを撃退する、魔除けの役割を果たす石碑です。

直線方向にしか進めず、曲がることができないマジムンは、T字路やY字路にぶつかるとそのまま家に入ってきてしまいます。それを防ぐのが、石敢當だそうです。

ここで左折して「アカギの大木」を見に行きました。

「bishop wood」が赤木ですかぁ     「bishop」って司教ですよね

内金城嶽境内には巨大なアカギが6本あります   
推定樹齢200年以上、樹高は約20m。樹幹にはホウビカンジュ、ハブカズラ、シマオオタニワタリ、クワズイモ、ハマイヌビワなどが着生しています。

地元の人が掃除をしておられました。



         

    

更に下ります  



下りきったところにある金城村屋  

金城村屋で休憩しました  

気持ちのよい風が癒やしてくれました    

ガイドブックに載っている「金城大樋川(かなぐしくうふふぃーじゃー)」はどこかしらと思っていたら、金城村屋の隣にありました。



金城大樋川は金城村の共同井戸で、急な崖の下から2つの掛樋で地下水を導き出しています。



次は「識名園」へ向かいます。

とても歩いて行けない距離なので、石畳道を戻りました  

    

BS近くでタクシーに乗り、識名園へ。(タクシー代 900円)



本日の予定は識名園で終わりですから、ひたすらのんびりしました。(観覧券 400円)

識名園(しちなぬうどぅん)は琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)の接待に使われました。

18世紀の終わり頃に造られました。

ちなみに英語のパンフレットには、「中国皇帝の使者である冊封使」は「envoys from the emperor of China」とあります。

識名園入口の扁額  

古い家があります  

フクギです  

緑がきれいな回遊式庭園です  

育徳泉  

琉球石灰岩を沖縄独特の「あいかた積み」にしてあります。

駕籠屋  

首里城から国王などが乗ってこられて御輿(うくし)を納めるところ。担ぎ手たちの一服場所。
        御殿(うどぅん)  

               池の向こうに六角堂  

駕籠屋の内部  

御殿の内部  







六角堂  



たくさんの雨戸に感動しました  

御殿の部屋数は15だそうな  

柱がきれい    イヌマキでしょうか

台所の天井  

中庭  

半蔀(はじとみ)がいい感じです    
  
屋根瓦のなんとやさしい色!  

                  

庭園を歩きます  



六角堂  

御殿  



29



勧耕台からの展望    ここからは海は見えません

サルスベリの花が咲いていました  

沖縄の県木「キュウキュウマツ」  

               

ホウオウボク  

                  


識名園では、チョウやトンボが飛んでいました。

時間がゆっくり流れていました。

出口への道は琉球石灰岩   

識名園滞在は約2時間。

那覇バスに乗ってホテルへ帰ります。
 
識名園前BS  

ブロック塀の中にも石敢當があります  










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする