今年もスーパーで200gほどの新ショウガを買い求めて甘酢漬けを作りました。
7月10日頃のことでした。
レシピはいつものものを使いました。
友人から「鶏の照り焼きサラダごはん」の作り方を教えてもらいました。
【材料(2人分)】
鶏もも肉 1枚
玉ねぎ 1/4個
レタス 2枚
せり 1/4束
A 【酒・しょうゆ・みりん 各大さじ1と1/2 砂糖 小さじ1/2】
【作り方】
1 鶏肉は一口大に切る
2 玉ねぎは薄切り、レタスは一口大にちぎり、せりは3cmに切る
それぞれ水にさらし、水気を切る
3 Aを合わせてたれを作る
4 フライパンで、1を中火で焼き、中まで火が通ったら余分な油をふき取り、3を加えて鶏肉にからめながら半量になるぐらいまで煮詰める
5 器にごはんを盛り、2と4をのせ、フライパンに残ったたれをかける
※好みでマヨネーズをかけてもおいしいそうな。
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私が「鶏の照り焼きサラダごはん」を作ろうと思ったその日の冷蔵庫には、
レタスがないので、キャベツを千切りにして。
せりがないので、三つ葉をさっとゆがいて。
玉ねぎがなかったので、それは省略して。
ちくわがあったので斜めに切って、キャベツの芯も薄く切って炒めて、ジャガイモの電子レンジでチンして。
できたのがこれ
美味しくいただけました。
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簡単ですし、好評ですので、その後も何回か「鶏の照り焼きサラダごはん」を作っています。
この日は、冷蔵庫に、鶏肉1枚、新玉ねぎ、サラダレタス、トマト、三つ葉がありましたので、ぐっとサラダ風に仕上がりました。
新玉ねぎは、スライスして、そのまま食べられます。美味しいですね。
皮が苦手な私、トマトは皮を剥きますし、鶏肉も皮を外します。
スナップエンドウをさっと湯がいて斜め切りにしてトッピングに…と思っていたのに、忘れてしまいました。
三つ葉を上に散らす前に写真を撮ってしまいました。
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2枚の写真を見て思いました。
「深い器に入れてあると、なんだか”丼”みたいだわ」
もっとおしゃれに見えるようにするためには、「皿」に盛らなきゃいけません。
「こんもり」ではなく、「平たく」です。
次回はお皿に盛ってみます。
それに、色が地味です。
野菜の上に、フライパンの鶏肉を置いたから、仕方ないのですが、もっとトマトと緑色の葉を増やして、それが見えるようにしなければ…。
そうしたら、きっと、もっと…。
友人と話をしていました。
彼女は、最近「思い出箱」を作ったそうです。
「実家を壊したとき、実家の航空写真の処分を思案した末、それも自分の『思い出箱』に入れた」と言っていました。
そして、「私が亡くなったとき、『思い出箱』に入っているものを棺に入れてちょうだいね」と、自分の娘に話してあるそうな。
彼女の「思い出箱」には既にいろいろなものが納められていることでしょう。
さて、私は・・・と考えた時、二つの理由で私は「思い出箱」を作る必要はないと思いました。
一つには、あの世で、その品々が私の心を慰めてくれるものとなるとは思えない。
というか、あの世があるのかさえも私にはわからないのですが、あの世が思い出に執着するほど現世を引きずるものだとは思えない。
あの世がそうであったらいい、この世から自由になりたいという願望でもあります。
もう一つは、「思い出」は、生きていればこそ必要なものなのです。
私にとって大切な思い出の品はたくさんあります。
が、主がいなくなった品々は、主のないものになるわけで、主以外の人間にとっては処分の対象でしかありません。
価値のないものは適当に処分してもらったらいいのです。
結局、私の棺には少しばかりの花だけで充分だと思っています。
思い出は脳裏に焼き付いたものだけでよいのです。