Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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DrゴルフⅤに乗るの巻  パート2

2009-09-29 21:47:30 | イタリア車

ゴルフⅤ1.6の直噴FSIエンジン 


ゴルフⅤの1.6とゴルフⅣの2.0エンジンの動力性能を比較するのは本来フェアーでありません。

しかし、Ⅴの2.0エンジンはDOHC16V化されて馬力は150PSとなりこれ又比較はフェアーじゃありませんww。

Drはまさにど~するアイフル気分でしたがよくよくスペックを比較するとⅤ1.6とⅣ2.0の馬力が全く同じ事に気付きました!


*ゴルフⅤ1.6(DOHC16V)・・・・・・・116PS/6,000rpm 15.8kgm/4,000rpm

*ゴルフⅣ2.0(SOHC8V)・・・・・・・116PS/5,200rpm 17.3kgm/2,400rpm


最大トルクこそ排気量の恩恵で2.0に若干軍配が上がりますが絶対的には互角と言っても良いのじゃないでしょうか。

それにしてもⅣの最大トルク発生回転は現代のクルマとしてはちょっと尋常じゃありませんw。

(後に3,200rpmに改良?されたようです)



Ⅴ1.6の電子制御ティプトロ付AT   Drのヤーレにもぜひ欲しいアイテム


オーナー様に敬意を表してこのⅤ1.6を走らせてみました。

Drの第一印象はⅣより軽快で全体のコントロール(パワステの操舵力)も軽めの感じです。

Ⅳではその車格に較べて全体に硬質でありましたからやや驚きのDrでありました。

最も最近のドイツ車も全体にコントロールは軽めのセッティングのようです。

走りのスタビリティ(安定性)はもちろん悪くありません。

こちらはⅣでも平均以上でしたから特にインパクトはありません。


この同馬力のⅣ2.0とⅤ1.6を比較して最も異なるのはスペックからもわかるように馬力の出方です。

最大トルク発生回転数が2,400rpmという超低速トルク型のⅣは実用域ではまさにトルクの固まりです。

反対に高速域ではトルクはダウンしてちょっとつまらないエンジンと化しますww。


Ⅴ1.6はDOHC化の恩恵で明らかに高速型になりましたが低速域でも必要充分程度のトルクは保持しています。



なんとATは6速! 


ティプトロのマニュアルモードを試してみましたが速度によっては上位に変速しないように出来ております。

即ち1,500rpmで無理矢理6速に入れて走行は出来ませんから念のため

Drのちょっとした驚きは結構低速であれティプトロが許容する範囲では例え6速でも十二分なフレキシビリティなエンジンです。


余談ですがクルマの評価はチョイ乗りと実際に保有して毎日の足にするのでは評価は異なる場合があります?!。

チョイ乗りではその個体の派手な部分に目がいってしまい毎日乗ると疲れるだけのクルマだったりするわけなんです。

評論家たる者はチョイ乗りで騙されてはダメなんです!。

(評論家気分を通り越してますネw・笑)


このDrのゴルフⅣヤーレ号でも当初は低速トルクの強大さに感銘しました。

しかし、高速道路を走ると若干評価は変わりました?!。



ゴルフⅣヤーレ号100km/hの図


そうなんです川崎さん?。

ゴルフⅣ(SOHC2L)では100kmからトルクが薄くなりちょっとつまらないエンジンになってしまいます

この時は最大トルク発生回転をもっと上げてくれ~と言いたいDrでありますw。


ゴルフⅤ1.6のDOHCエンジンは実用域では決してトルクフルではありませんがそれでもエンジンはスムーズに回ってくれ速度計を見ると思いがけない速度になっています。

ゴルフの美点の絶大なるスタビリティで速度感はミニマムです。

6速ティプトロを駆使して山道でも駆けめぐればFunなことは受け合いでしょう



高速道路も安定性は抜群!  Drのヤーレ号



最後にゴルフⅤ1.6の評価はやはり全体にバランスの取れた優れ物と言えます。

特に居住性の向上に加えてDOHC化されたエンジンは高速域も使い勝手良しで楽しめます。


やはりDrに言わせるとVWゴルフはBest cars in the waorldになってしまいます。

推測ながら世界中の小型車メーカーがVWゴルフを模範にしていることは吝かではありません。

我がイタリア車も一昔前に較べればずいぶん良くなりましたがまだまだVWゴルフの域に達してない部分も多くあります


いつかはイタリア車にVWゴルフ並の出来映えを切望するDrであります。
























コメント (2)
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