2007y Lancia Y 1.3JTD DFN 最終モデルはバンパーが違う
Drが以前から興味があったイプシロンのマルチジェットディーゼルが入庫しました。
本来ならDrも輸入したかったマルチジェットですが為替とディーゼルの排気ガス規制に恐れをなし頓挫しました。
イプシロンは残念ながら生産終了で新車の受注は不可となりました。
次期モデルがデビューするかは知りましぇんw。
90PS/4,000rpm 20.4kgm/1750rpm ターボ付16V
ちなみに1.4ガソリン車のSpecは下記です。
95PS/5,800rpm 13.0kgm/4,500rpm
こちらは何度も乗ったことがある16Vエンジンです。
馬力ではあまり変わらない物のやはりトルクが強力な1.3JTDです。
デビュー時から変わらないインパネ?
基本的にはなんら変わらないようですが現車には2DINのHDDナビがうまく装着されておりました。
インテリアの質感は小さな高級車の謳い文句に恥じませんしこの個体はたいへん綺麗に乗っておられいわゆるヤレはありません。
マニュアルエアコン仕様 同軸上でダブル操作のダイアル!
このダイアルは慣れないと戸惑いますw。
昨今の猛暑でもクーラーは良く効いておりました。
Drのブリーフテスト
エンジン音はDrの期待よりは少々大きかったですが先ず許容範囲でしょう。
これは最近乗ったデルタのディーゼルのアイドリング音が静かすぎたからそう思うのかもしれません。
アイドリング時からスピードに乗りコンスタントスロットルになるとディーゼル音は気になりません。
走行3万kmの現車のエンジンはまだ少々固い気がしました。
もう少しアクセルを景気良く踏んで回し癖を付けた方がより快活に走れるでしょう。
欧州車はガソリン車でも本当にパワーが出るのは10万kmくらい走行してからの個体が多いです。
混雑時はマニュアルモード?
いつもながらDFN(セレスピード)と格闘のDrでありました(笑)。
どうも混雑時ほどマニュアルで決め打ち?したほうが良いと思いました。
その理由はDFN(一般的にAT)が少々思惑と違う動きをするのとCITY(フルAT)モードでの無用な変速を回避するためです。
例えばノロノロから前が空いてガバっと加速したいときに3速辺りに入っているとキック(シフト)ダウンのタイムラグが気になります。
それを避けるには予めMTモードで2速にホールドしておいたほうがエンジンブレーキ効果と即加速の両面が期待できるからです。
加えて、低速域では特に自動変速はさせないほうがスムーズなんです!(笑)。
ただ、このDFNは2速ホールドでも速度が落ちると自動的に一速まで落ちてしまい一瞬ガツンとエンジンブレーキが効いて驚かされますw。
これは小さな親切か不親切か悩めるDrでありましたw(笑)。
サスペンションは仏車並にゆったりとしたストロークでダンピンピングも良く効いておりました。
むしろソフトと形容して良いサスペンションですがコーナーでのホールディングは良く不安はありません。
タイアのゴツゴツ感を少々感じたのでしなやかと言うには後一歩というところです。
但し乗り心地自体が悪い訳ではありません。
こちらはやはりNEWデルタに一日の長があることを認めましょう。
ワンオーナー HDDナビ&ETC 30,000km 検査受け 1,680,000.
現車はたいへん綺麗に乗られた個体です。
エンジンはまだ固いくらいですから調教するのもアナタ次第です 。
最後のイプシロンかつ稀少なマルチジェットディーゼルです。
買わないと後悔するかもしれませんよw(笑)。