マセラティ3200GTはご成約
台本通りのご成約というには言い過ぎですが、このモデルのフリークなお客様に買って頂きました。
商談は比較的スムーズに決まり、このモデルの良いところも悪いところも熟知されてるのが売主としても
安心です。
少々紆余曲折しながらも、手を掛けて仕上げた成果がありました。
タイミングベルトを再交換
直近で交換済みのタイミングベルトは裏を取ると、ベルトのみの交換でテンショナーやWポンプは未交換であること
が判明しました。
それで、一式を再交換することをお客様も強く望まれました。
早速、パーツ一式を調達して交換します。
アルファ159Q4の17万kmに白羽の矢が
遠路関東方面より現車確認と試乗にご来店されました。
聞けば、大昔にDrのショップで155を購入したと聞いて驚きました。
なんせ、30年近く以前のことであり記憶にありませんでした。
当時は関西にお住まいであり、155以降はイタ車一筋だそうです。
メンテ編をアップします。
綺麗な2000GTV
エンジンマウントのヘタリからエンジンが下がり、冷却ファンがシュラウドに干渉という定番の修理です。
特に、問題なく対処出来ました。
SPIDER Sr3
他店購入車ですが、このSPIDERのメンテをきっかけにたくさん売り上げに貢献して貰ってる最早常連様と言える
お客様です 。
Lジェトロ→WEBER
購入された時よりこの仕様で、DrのショップではシリンダーヘッドとWEBERのO/H作業をしました。
ショップのトレンディなレトロフィットKIT装着
Sr3(US)では、ACコンプレッサーはシリンダーブロック直付けで体裁が良いのです。
冷媒が旧R12でしたので、新冷媒に変更を希望されました。
ちょっと問題が?
取り付け自体はNPですが、ガスチャージ器具のチャックがデスビに干渉してしまうのです。
何とか苦労してクリアーしましたが、今後の課題と言うか難題です。
クーラーの効きは異常に冷えてなんと氷点下を記録しました。
これは冷え過ぎなので、サーモが働いてない可能性があります。
珠玉の115SPIDER(5MT)
超長年ご愛用頂いているショップ販売の115SPIDERです。
戻れば即売は間違いないと思われますが、もちろんお客様に売却を促すことはありません(笑)。
今回入庫は、ブレーキの片効きですが、同じ作業をつい先日も同型車でやりました。
30年近くも経っていますから、キャリパー(ピストン)固着はやむなしでしょう。
ジュリアガレージにて作業
メインファクトリーの喧騒を逃れて腰を据えての作業が可能です。
Drもたまに顔を出して作業の邪魔をしております 。