Japanを意識してくださったのか、お神輿チンクの図
さて、到着レポに続き
現地から写真と動画の提供を受けましたので
レポートとしてお届けします。
~インポーターからのレストアレポート~
2台のレストアはイタリア・トリノのレストア業者で作業されました。
とりわけ、FIAT 500 ”SPIAGGINA”のレプリカを製作する
レストアメーカーとして有名なファクトリーです。
ブルジョワジー御用達チンク FIAT 500 ”SPIAGGINA(スピジアーナ)” ※イタリア語で”ビーチ”の意
名の通り”ビーチ”用のバギーとして作られ、富裕層に親しまれたそうで
”500 SPIAGGINA”や”500 Jolly"で検索すると生い立ちが分かります。
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レストア時期:2021年夏開始→2022年秋完了
通常では8ヶ月以内に完了する予定の作業ですが、
新型コロナの影響で部品供給が遅れたため、日数がかかったそうです。
塗装を100%落とし、サビを除去し、フルペイントされています。
ガンメタ、ライトグレーは当初のオリジナルカラーではありません。
レストアだからできる組み合わせなんです
内装パーツやキャンバストップ、
その他交換が必要な部品は新品に交換し、
FIAT126のエンジン652ccとM/Tトランスミッションに積み替えされました。
Fタイプの初期生産10ヶ月目までのモデルは
ドアのヒンジがナット8個で固定されていたため、
『8ナット』と呼ばれているそう。
今回は1965yライトグレーの個体がそれにあたります。
生産11ヶ月目以降にはドアのヒンジがナット4個での固定になります。(1966yガンメタの個体)
2台中のどちらかと言えば『8ナット』の方が希少車になるようです
レストア中(ペイント後組み立て前)の動画も提供いただきました↓
ライトグレー
ガンメタ
〜その他画像〜
エンジンルーム&ボディ全体
ボディRr周辺
塗装ブースにて
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ホリイトレーディングにて
ガンメタちゃんはこのブログ投稿前にさっそくご商談頂いておりますが
残る一台、お問い合わせお待ちしております