(政府が21日から新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した海外からの入国者を対象とした自宅隔離を免除し、韓国国内の免税店での購入限度をなくすなどの措置で海外旅行需要が増えている中、仁川国際空港第1ターミナルでは20日午前、空港利用者たちが出国手続きを踏んでいた。【3月21日 朝鮮日報】)
【日本 まん延防止等重点措置解除を概ね妥当とするも、依然強い警戒感】
日本の新型コロナ新規感染者は昨日20日が39658人、10万人を超えた2月初旬のピーク時に比べると約4割ほどに減少していますが、その減少ペースはこれまでになく緩慢です。
周知のように、まん延防止等重点措置は今日21日までの期限で全面解除されることになっています。
世論調査ではこの方向を概ね「妥当」としていますが、今後への警戒感もまだ強いようです。
****まん延防止全面解除「妥当」65% 「延長」大幅に上回る 世論調査****
毎日新聞と社会調査研究センターが19日に実施した全国世論調査では、新型コロナウイルス対策で東京など18都道府県に適用されているまん延防止等重点措置が、21日までの期限で全面解除されることについても質問した。「妥当だ」は65%で、「延長すべきだ」の24%を大幅に上回った。「わからない」は10%だった。(中略)
今後の身の回りの新型コロナ対策については、「これからもコロナ対策を心がけたい」が77%だった。「少しずつコロナ前に戻したい」は21%にとどまり、「これまでもコロナ対策はしていない」は1%だった。
年代別で見ると、「これからもコロナ対策を心がけたい」は、30代までは60%台だったが、40~50代は74%、60代以上は86%と、年齢が上がるほど高かった。
まん延防止措置がすべての地域で解除されるのは約2カ月半ぶり。政府は解除基準を緩和するなど、経済活動の拡大に軸足を移そうとしているが、感染防止を重視する世論は根強いようだ。(後略)【3月19日 毎日】
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なお、日本では3回目ワクチン接種が遅れていますが、“ワクチンの3回目の接種率について、14日時点で30・1%となり3割を超えたことを明らかにした。 日本はアメリカの接種率を追い抜き、G7の中で最下位を脱出した形となった。”【3月15日 FNNプライムオンライン】とのこと。
【アメリカ ニューヨーク市長「我々は戦いに勝った」】
3回目の接種率で日本にも追い抜けれたアメリカは、感染状況はピークアウトした状態で通常生活に戻りつつあり、3月4日時点でニューヨーク市長からは“勝利宣言”も。
その後はアメリカのコロナ関連ニュースは目にしていません。インフレやウクライナが問題になるなかで、コロナはもはや“過去の話題”になったような感も。
****米CDC、マスク指針を大幅緩和 国民の大半が着用不要に****
米疾病対策センターは25日、新型コロナウイルス対策のマスク着用指針を大幅に緩和し、国民の大半に対して学校など屋内の公共の場での着用勧告を解除した。
CDCのロシェル・ワレンスキ所長は電話会見で、「現在は新型ウイルスから自身とコミュニティーを守る多くの手段があり、国として以前より強い位置にいる」と説明した。
CDCは、マスク着用が推奨される地域を判断する基準を改訂。これまでの指針は各地域の新規感染者数に基づいたもので、米国土の95%が感染リスクの高い地域とされ、マスク着用勧告の対象となっていた。
だが新たな基準として入院患者数や病院の病床数が追加されたことから、今後は米人口の70%以上が住む地域でマスク着用勧告が解除される。対象地域では学校でも着用勧告が解除されるが、交通機関では引き続き着用が推奨される。 【2月26日 AFP】
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****バイデン氏、新たなコロナ対策表明 陽性なら直ちに無料錠剤配布****
バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、国民が薬局で新型コロナウイルス検査を受け、陽性であれば直ちに無料で錠剤タイプの抗ウイルス薬を受け取ることができるようにする新たな取り組みを開始したと表明した。
バイデン氏はこれらの薬には世界のどの国よりも多くの注文を出していると述べ、ファイザーが3月に100万錠、4月にはその倍以上の錠剤を米国に提供すると付け加えた。ファイザー製の錠剤は入院に至る可能性を90%減らすという。
ホワイトハウスによると、バイデン政権は2日、新型コロナに対する国家準備計画を発表し、「安全に前進し、よりノーマルな日常に戻る」方策を示すという。
演説では、新型コロナとの闘いで米国が成し遂げた進歩に言及しつつ、米国民は新たな変異株に備えなければならないと警告。「新しい変異株が現れないとは約束できない。しかし、その場合に備えてわれわれが全力を尽くして準備することを約束できる」と述べた。
バイデン氏はこれらの薬には世界のどの国よりも多くの注文を出していると述べ、ファイザーが3月に100万錠、4月にはその倍以上の錠剤を米国に提供すると付け加えた。ファイザー製の錠剤は入院に至る可能性を90%減らすという。
ホワイトハウスによると、バイデン政権は2日、新型コロナに対する国家準備計画を発表し、「安全に前進し、よりノーマルな日常に戻る」方策を示すという。
演説では、新型コロナとの闘いで米国が成し遂げた進歩に言及しつつ、米国民は新たな変異株に備えなければならないと警告。「新しい変異株が現れないとは約束できない。しかし、その場合に備えてわれわれが全力を尽くして準備することを約束できる」と述べた。
米国は現在、新しいワクチンを数カ月や数年ではなく、100日以内に展開できる状態だとした。【3月2日 ロイター】
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****NY市長「我々は戦いに勝った」「街を再開する時だ」…ワクチン証明提示もマスク着用も原則解除へ****
米最大都市のニューヨーク市は4日、新型コロナウイルスの新規感染者数や入院患者数が減少したことを受け、7日から飲食店や劇場、ジムなどでのワクチン接種証明の提示義務や、公立学校でのマスク着用義務を原則解除すると発表した。
証明の提示義務はなくなるが、飲食店などが独自にルールを定め、利用者に証明提示やマスク着用を求めることもできる。学校では、まだワクチン接種ができない5歳未満の子供がいる教室ではマスク着用が引き続き必要となる。
エリック・アダムス市長は4日の記者会見で、「我々は戦いに勝った。街を再開する時だ」と語り、市民生活の正常化と経済回復に期待を示した。【3月5日 読売】
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【規制をほとんど廃止する独仏】
感染状況が改善しているフランスも、規制のほとんどを撤廃しています。
****フランス 感染状況が改善“コロナ規制”ほぼ撤廃****
フランスで新型コロナウイルスの感染状況が改善し、14日から飲食店などでワクチンの接種証明の提示が不要になるなど、規制がほぼすべて撤廃されました。
フランスではこれまで、飲食店や映画館などの利用にワクチン接種の完了を証明する「ワクチンパス」の提示が義務付けられていましたが、運用が終了し、14日から提示は不要となりました。
また、公共交通機関などを除き、屋内でのマスク着用義務もなくなり、規制がほぼすべて撤廃されました。
飲食店の客「非常に良いことで気分が良い」「本当にうれしい。(日本語で)普通の生活、やっと戻った」
フランスの1日あたりの新規感染者数はことし1月には50万人を超える日もありましたが、現在はおよそ6万人まで減少しています。【3月15日 日テレNEWS24】
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ドイツでは感染状況は高止まりしていますが、それでも行動制限の大半を撤廃しています。
****新規感染20万人台の日もあるドイツ、行動制限の大半を撤廃****
ドイツ政府は20日、新型コロナウイルス対策として実施してきた行動制限の大半を撤廃した。飲食店でのワクチン接種証明の提示などが不要となる。公共交通や医療機関でのマスク着用義務などは継続される。
18日に改正感染症予防法が成立した。国内16の州の中には、移行期間の4月2日まで制限措置を延長する州もある。
新規感染者は20万人台に達する日もあるが、ショルツ政権は医療逼迫ひっぱくは抑えられると判断。2月から未接種者の小売店利用を認めるなど規制を段階的に緩和してきた。【3月21日 読売】
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【韓国 感染爆発でも規制緩和 「コロナはもう怖くない」の空気 賑わい戻る空港】
一方、1日の新規感染者が17日には60万人(日本の人口で考えると140万人超)を超える感染爆発に見舞われた韓国、さすがにピークは過ぎたようです。
****韓国の新規コロナ感染者が約20.9万人に減少 死者は過去2番目の多さ***
韓国の中央防疫対策本部は21日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から20万9169人増えたと発表した。前日(33万4708人)より12万5539人少なく、10日ぶりに30万人を下回った。重篤・重症患者は1130人、新たな死者は329人だった。
新規感染者数は17日に62万1281人と最多を記録した後、4日連続で減少している。この日は1週間前の14日(30万9779人)に比べても10万610人少ない。(中略)
だが、21日から来月3日までの2週間、新型コロナ防疫措置の私的な集まりの人数制限が従来の最大6人から最大8人に緩和されることから、感染者数が再び増える可能性もある。
一方、新たに報告された死者は329人で、前日より2人多かった。1日当たりの最多を記録した17日(429人)に次ぎ、過去2番目に多い。死者の累計は1万2757人になった。(後略)【3月21日 聯合ニュース】
新規感染者数は17日に62万1281人と最多を記録した後、4日連続で減少している。この日は1週間前の14日(30万9779人)に比べても10万610人少ない。(中略)
だが、21日から来月3日までの2週間、新型コロナ防疫措置の私的な集まりの人数制限が従来の最大6人から最大8人に緩和されることから、感染者数が再び増える可能性もある。
一方、新たに報告された死者は329人で、前日より2人多かった。1日当たりの最多を記録した17日(429人)に次ぎ、過去2番目に多い。死者の累計は1万2757人になった。(後略)【3月21日 聯合ニュース】
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上記記事にもあるように、感染爆発状態のさなかに規制緩和の方向に踏み出しています。
そのような政策転換があまり問題にもなっていないのは、国民のコロナへの不安感がかなり薄れていることが根底にあるようです。
****韓国・感染者“世界最悪”1日60万人でも規制緩和 「全く怖くない」の声****
新規感染者数が世界最悪の1日60万人となっている韓国。感染爆発の中でも、21日から更なる規制緩和に踏み切りました。めざまし8が現地で取材すると、聞こえてきたのは「コロナはもう怖くない」という声。
感染者数60万人超え…韓国政府「逆に規制を緩和する」
(中略)100万人当たりの新規感染者数を7日間平均で見てみると7844人で、日本の約20倍に当たります。しかし、それでも韓国政府が発表したのは、「逆に規制を緩和する」という決断でした。
担当者:我々が国民に課してきたソーシャルディスタンスのルールでは限界だ。社会的・経済的負担が大きすぎるし、オミクロン株を抑えられていない。
飲食店の規制緩和をみると、東京は3月22日から滞在は原則2時間以内で1テーブル4人まで、認証ない店は、酒類提供は午後9時まで。一方で、韓国の場合は3月5日から、営業時間は午後11時までになっており、3月21日からは最大8人まで可能になります。
さらに、韓国に入国する時には、3回目のワクチンを接種済みか、2回目接種から14日以上180日以内という人は、これまで必要だった7日間の隔離期間は3月21日から免除される内容もあります。
感染拡大が続いているにも関わらず規制を緩和する韓国。なぜこうした決断に踏み切ったのでしょうか。現地を取材すると、韓国国民の新型コロナに対する意識の変化が見えてきました。
「全く怖くない」現地の人々は“恐れナシ”
ディレクター:きょうは日曜日の午後ですが、休日ということもあって人通りは多いです。
大通りには溢れかえるほどの若者の姿が。ほぼ全員がマスクをしているものの、ソーシャルディスタンスに気をつける様子はありません。人気のピザ店でも。(中略)
韓国に留学中の学生:人も多くて、全然周りも風邪みたいに扱うようになってるので、コロナをそこまで気にしない感じですね。気を使っていてもかかるものだという認識に変わっています。
感染病って感じじゃなくて、風邪という感じ?
韓国に留学中の学生:そうですね。はい。
これは週末の夜に、留学生が撮影した映像。感染者が増加している状況にあっても、人の多さに変化はなかったといいます。(中略)
さらに、3月に新型コロナに感染したという、韓国在住の日本人男性も。
韓国在住の会社員 だいさん:日本にいた時は、感染者増えた時は、みんな出かけるの控えようとかってなってたと思うんですけど。こっちではそんなに変わってないのかなって。
そして、現地の人に聞いてみても。
会社での感染は恐れていない?
男性:まったく怖くないです。
感染への恐怖は?
男性:はい、私はないです。まだ若いから。
感染が爆発している中でも、恐れを感じていないという韓国の人たち。さらに、規制緩和についても。
女性:6人か8人かは、そんなに大きな意味はないと思います。外食で6人はすごく少ないし、結局6人といっても別のテーブルを増やして、それ以上で集まっていますから。
韓国に留学中の学生:私はもう全然いいんじゃないかなと思います。韓国は日本に比べてワクチン接種が早い、早くて打った人も多いってのがあって、重症化する人も少ないってなってるので、周りの意識とかもだいぶ変わってきていいんじゃないかなと思います。(後略)【3月21日 FNNプライムオンライン】
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「ステルスオミクロン」と呼ばれる「BA・2」の割合が急速に高まっていることも不安要素とされています。
****コロナ流行ピークずれ込む可能性も 「ステルスオミクロン」急増=韓国当局****
韓国防疫当局は21日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が主流となっている中、「ステルスオミクロン」と呼ばれる「BA・2」の割合が急速に高まり、流行のピークが予想よりずれ込む可能性があるとの見通しを示した。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長はこの日、中央防疫対策本部の定例会見で「オミクロン株のうちBA・2の占める割合が増加し、迅速抗原検査の陽性者を感染者と認めるようになったことで流行のピークまでの期間が長くなり、規模が大きくなる可能性がある」と述べた。
また、感染事例のほとんどがオミクロン株と確認される中、遺伝子分析で感染力がより強いとされるBA・2の検出率が市中感染者で41.4%、海外からの入国者で56.9%に増加したと説明した。(後略)【3月21日 聯合ニュース】
韓国防疫当局は21日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が主流となっている中、「ステルスオミクロン」と呼ばれる「BA・2」の割合が急速に高まり、流行のピークが予想よりずれ込む可能性があるとの見通しを示した。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長はこの日、中央防疫対策本部の定例会見で「オミクロン株のうちBA・2の占める割合が増加し、迅速抗原検査の陽性者を感染者と認めるようになったことで流行のピークまでの期間が長くなり、規模が大きくなる可能性がある」と述べた。
また、感染事例のほとんどがオミクロン株と確認される中、遺伝子分析で感染力がより強いとされるBA・2の検出率が市中感染者で41.4%、海外からの入国者で56.9%に増加したと説明した。(後略)【3月21日 聯合ニュース】
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いずれにしても規制緩和の方向に踏み出し、入国時の規制も緩和されたことで、空港などでは賑わいも戻りつつあるようです。
****接種終えた入国者は隔離免除 空港に久々の活気=韓国****
韓国で新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた海外からの入国者に対する隔離義務が解除された21日、仁川国際空港では、負担なく海外に行けることを喜ぶ市民らの姿がみられた。
韓国政府は同日から、国内外で新型コロナのワクチン接種を完了して接種歴を登録した海外からの入国者に対し、7日間の隔離義務を免除する。ワクチンの2回目接種(米ヤンセンファーマ製は1回目接種)からの経過日が14日以上かつ180日以内の人と、3回目接種を終えた人を接種完了者と認める。
新婚旅行に向かう30代の夫婦は、「(帰国後)自主隔離をすることになっても受け入れて行くつもりだったが、今回隔離義務が解除され少し楽になり、負担なく旅行に行くことができるようになった」と喜んだ。
海外出張に向かうため空港を訪れた40代の会社員は「以前は隔離期間のために米国出張を取り消したこともあったが、(今回の措置で)多くの負担が確実に減った」と話した。
海外から韓国に戻ってきた人たちも隔離義務を解除した政府の措置に満足げな様子だった。(中略)
空港の出発ロビーは依然として閑散としていた。搭乗手続きカウンターの多くは運営されておらず、順番待ちをする利用者も見当たらなかった。
業界関係者は海外旅行の需要について、次第に増えてはいるものの、コロナ禍以前の水準に戻るには時間がかかるとみている。今月1日から20日までの仁川空港の1日の平均利用者数は1万2565人で、20万〜23万人に達していたコロナ禍以前と比べ5%程度となっている。
燃料価格の上昇や、新型コロナウイルスのオミクロン株の1系統で感染力が強いとされる「BA・2」が一部の国で流行していることも気がかりだ。
海外旅行が本格的に増え始めるのは4〜5月という見方もある。
仁川国際空港公社の関係者は「航空会社も航空機の運営・整備の日程があり、航空便を急に増便するのは難しい」としながら、「早ければ4月第2週からは(増便など)変化があると思う」と話した。【3月21日 聯合ニュース】
韓国政府は同日から、国内外で新型コロナのワクチン接種を完了して接種歴を登録した海外からの入国者に対し、7日間の隔離義務を免除する。ワクチンの2回目接種(米ヤンセンファーマ製は1回目接種)からの経過日が14日以上かつ180日以内の人と、3回目接種を終えた人を接種完了者と認める。
新婚旅行に向かう30代の夫婦は、「(帰国後)自主隔離をすることになっても受け入れて行くつもりだったが、今回隔離義務が解除され少し楽になり、負担なく旅行に行くことができるようになった」と喜んだ。
海外出張に向かうため空港を訪れた40代の会社員は「以前は隔離期間のために米国出張を取り消したこともあったが、(今回の措置で)多くの負担が確実に減った」と話した。
海外から韓国に戻ってきた人たちも隔離義務を解除した政府の措置に満足げな様子だった。(中略)
空港の出発ロビーは依然として閑散としていた。搭乗手続きカウンターの多くは運営されておらず、順番待ちをする利用者も見当たらなかった。
業界関係者は海外旅行の需要について、次第に増えてはいるものの、コロナ禍以前の水準に戻るには時間がかかるとみている。今月1日から20日までの仁川空港の1日の平均利用者数は1万2565人で、20万〜23万人に達していたコロナ禍以前と比べ5%程度となっている。
燃料価格の上昇や、新型コロナウイルスのオミクロン株の1系統で感染力が強いとされる「BA・2」が一部の国で流行していることも気がかりだ。
海外旅行が本格的に増え始めるのは4〜5月という見方もある。
仁川国際空港公社の関係者は「航空会社も航空機の運営・整備の日程があり、航空便を急に増便するのは難しい」としながら、「早ければ4月第2週からは(増便など)変化があると思う」と話した。【3月21日 聯合ニュース】
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個人的には、迅速なワクチン接種などやるべきことをやらずに、「コロナ、コロナ」と大騒ぎするだけ、自粛一辺倒の日本の風潮・施策には「なんだかな・・・」って感じを持っていますので、「ウィズコロナ」に踏み出している欧米・韓国の状況がうらやましい・・・というのが本音です。
もちろん不安要素はありますし、実際にも今後も感染拡大の場面はあるのでしょうが、「そんなこと言ってたら、いつになっても・・・」って感じも。