9月1日から8日までトルコ観光中。
5日に訪れたのはパムッカレ
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ヒエラポリス-パムッカレはトルコ西部・デニズリ県にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)の登録名。パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地の名前であり、2世紀頃、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した。現在は遺跡が残る。【ウィキペディア】
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“ヒエラポリス”(聖なる都市)は温泉を利用した一種の療養都市で、人口は3万人ほどだったとされています。
人口推計は、劇場の収容人数の約10倍という算出方法とか。
遺跡は地震と崩れやすい岩質のため、現在はさほど大きなものは残っていません。
遺跡を見るなら近くのエフェソス遺跡がよいでしょう。
****パムッカレ****
パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。
二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を作っている石灰岩中に浸透し、炭酸カルシウムを溶かした地下水となる。その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり、その温水中から炭酸カルシウム(石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出したものである。
棚田の畦の部分は、流れてきた植物片などがひっかかり、これに石灰分が沈着して次第に堤のように成長する。これは温水が畦を越流する時に石灰分の沈積が化学的に加速するためでもある。
このような景観が約200mの高さにわたって形成されている。【ウィキペディア】
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下は現地の看板。
最高の条件でプロが撮影したものですが、基本的に以前と異なり、現在は温水が棚田を流れ落ちる・・・・という状態ではなくなっているようです。
そのため、現実の風景は・・・・
パムッカレ観光の後は前出のエフェソス遺跡に向かいます。
なお、売店で売られていたカップヌードルは1個60リラ 約500円。
街中であれば35~40リラほどか。約280円~320円
やはり日本の物価は外国に比べ格安になりつつあるようです。